スバル車のエンジンレスポンスが向上する「プローバ」2アイテム


絶対的なパワーよりも反応の良さを重視
ノーマルエンジンでも効果を体感できる

スバル車を手がけて36年という実績、そしてレース活動などで培われた信頼、愛車の確かな性能アップを求め、「プローバ」を訪れるスバリストたちは多い。
なかにはフルチューン状態まで仕上げるユーザーがいる一方で、普段使いの領域でのフィーリング向上を求める人も多いという。
フィールアップを狙うターボ車ユーザーから人気が高いのが『ハイプレッシャーバイパスバルブ』と『T-REV』。どちらもアクセルレスポンスを向上させるパーツだ。

プローバの代表取締副社長で、ニュル24時間レースやS耐などで優勝を重ねた吉田さんは、
「スバルはノーマルもバランスよくできているので、いきなりチューニングするのではなく、使ってみて気にいらないところをカスタムしていくことをススメてます」と語る。

「プローバ」でいま人気を集めているのが『ハイプレッシャーバイパスバルブDIT/ハイプレッシャーバイパスバルブ』だ。
純正のリサーキュレーションバルブ(ブローオフバルブ)は、制御するスプリングの剛性が低く、少しアクセルを強めに踏むとバルブが開いてブーストが逃げてしまい、その結果アクセルを深く踏み込まないとブーストが上がってこない状況になるという。

『ハイプレッシャーバイパスバルブ』は、純正のリサーキュレーションバルブと同じ役目をするパーツで、バイパスバルブの開閉圧力を純正比約20%アップさせているので、ブースト圧をかけたいときにしっかりとかかり(タービンレスポンスの向上)、上がり過ぎたらちゃんと圧力を逃がす(バックタービンの圧力を適正に逃がす)動きをしてくれる。

「DITは出足がよくないんだけれど、それが改善され、スムースに走れるようになる。SIドライブのインテリジェンスモードでも、ドライバーの感覚に対しリニアに動いてくれる」と、吉田さんもその効果に太鼓判を押す。
ただ、ブーストが立ち上がる領域を制御しているパーツなので、効果が発揮されるのは過給されている範囲に限られる。

もう一つ注目の商品が『T-REV』だ。こちらはターボ車だけでなくNAエンジンでも、レスポンス向上を期待できるアイテム。
ブローバイガス(未燃焼ガス)を吸入側に戻すブローバイラインに割り込ませて装着するもので、一方通行のワンウェイバルブを搭載し、クランクケースの内圧上昇を抑える。この製品は、寺本自動車が特許を取得して、その協力のもと販売されている。

レシプロエンジンは、ピストンの上下動や本体の温度上昇にともなってクランクケース内が加圧状態(空気密度が高い)となり、それが空気の攪拌抵抗を発生させ、エンジンのギクシャク感や加速のもたつきの原因になる。

『T-REV』は、クランクケース内の空気密度を減らす(減圧状態)ことによって、攪拌抵抗を低減。ピストンやクランクシャフトをスムースに動かせるようになる。
これによりギクシャク感が少なく、エンジンレスポンス向上の効果を発揮する。
「まるで自分のクルマが軽くなったように感じられます。鈍感な人でも、街乗りやゼロ発進でその効果がわかる!」と、吉田さん。もちろんターボ車だけでなくNA車用も設定されているのもうれしいポイントだ。

ハイプレッシャーバイパスバルブDIT/ハイプレッシャーバイパスバルブ ¥42,120(税込)
T-REV DIT/T-REV EJ20Y/T-REV NA ¥64,584(税込)

プローバ TEL 045-591-5501 http://prova.co.jp/

(レポート:スバルマガジン編集部)

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