【短期連載】「ユーザー車検」必勝マニュアル『初心者は検査ラインでハザードを点灯』(その3) (1/2ページ)


書類作成など慣れないことばかり
陸運局には時間に余裕を持って行く

「ユーザー車検」必勝マニュアル・最終回。これまで2回に渡って車検場である陸運局に行くまでの下準備を紹介してきた(その1:ユーザー車検とはその2:予備検査とラインの下見)。
いよいよ「ユーザー車検」を受けるために、受付から検査ラインでの手順やアドバイスを紹介しよう。
なにはともあれ車検当日は、予約した受付時間前までに、余裕を持って陸運支局に到着することが重要だ。

まずは、必要な持ち物。

  • 車検証
  • 自賠責保険証
  • 印鑑(三文判OK)
  • バインダー(あると便利)、筆記用具
  • 定期点検記録簿(車検前に24カ月点検を済ませた場合提示。車検後整備の人はその旨を申告する)
  • パーツクリーナー(オイルの滲み箇所などが気になる場合など、何かと使える)
  • 現金(陸運支局での支払いは現金のみなので最低でも法定費用分は必要)

※以前は必要だった自動車税の納税証明は、納税証明書の電子化により基本的に省略可。
ただし、自動車税の未納者だと当然車検は受けられない。また自動車税を納付してから3週間以内の人は「自動車税納税証明書(継続検査用)」を持参する。

必要金額の参考
自賠責保険24カ月=自家用乗用車25830円検査手数料
普通車 印紙400円+証紙1400円
自動車重量税:自家用乗用車1000~1500㎏以下 24600円(※車歴13年・18年超え、エコカーの重量税は、金額が異なるので要確認)

もうひとつ重要なのは、自分のクルマの駆動方式をきちんと把握しておくこと。
検査ラインが、駆動方式によって限定される場合があるので重要だ。

FF、FR、4WD、RR、MR、RRと6種類の駆動方式があるが、とくに4WDは、フルタイムかパートタイムかを知らないと困る。ユーザー車検
また、同一モデルでFFと4WDなど、異なる駆動方式がある車種は、オーナー自身がわかっていないと、現場で面倒なことになる。ユーザー車検

ちなみに予約をしないで、当日飛び込みで陸運支局に行ったらどうなるのか?
そのようなケースでは、予約者が優先になるが検査コースに余裕があれば、予約をしないでも車検が受けられる場合がある。
無予約で、午前11時までに検査の希望を申し出た場合、11時の時点で、検査ラインの混雑具合を確認し、空があれば受け付けてもらえる。午後も同様に、14時までに申し出て、ラインに余裕がある場合は受付可。混雑している場合は、断られるケースもあるので、インターネットなどで事前の予約は忘れずにしておいたほうがいい。

走行距離をチェック!

陸運支局に到着したら、指定された駐車場(受付前は、検査コースに並べない)にクルマを止め、走行距離計の数字を控えておく(スマホや携帯で写真を撮るのが便利)。

ユーザー車検

整備振興会で自賠責保険の更新や印紙を購入

クルマを止めたら、車検証、自賠責保険証などを持って(バインダーに挟むと便利)、場内の陸運振興センター・整備振興会が入っている建物へ。ユーザー車検
ここで自賠責保険の更新手続きと、継続審査のために必要な用紙と検査手数料印紙・証紙、自動車重量税印紙を購入。(陸運支局周辺の、代書屋でも購入可)。

書類は車検証の内容を書き写すだけと簡単

継続審査申請書、自動車検査票、自動車重量税納付書の3種類に必要事項を記入する。 ユーザー車検役所の書類なので、少々面倒かもしれないが、車検証が手元にあれば、必要事項を書き写すだけなので、大した労力は必要ない。ユーザー車検受付のところに、記載例が貼ってあるので、それを見ながら書けば誰でも書ける。
以下の写真はクリックすると拡大します。

 

自分で記入しても10分ぐらいでできるが、時間がない人や自信がない人は陸運支局のそばにある代書屋に依頼する手もある。費用は1000~2000円。
費用節約のためにユーザー車検にチャレンジするなら、これらの書類は自分で書いた方がお得だろう。

車検の予約番号をプリントしておく

書類が揃ったら受付となるのだが、ここではインターネット予約をしたときの「予約番号」を伝える必要がある。予約受付メールの画面をプリントアウトしておくと安心だ。ユーザー車検