時代を逆境するGクラス、あえて現代のクルマでクラシカルスタイルを楽しむ

クラシカルテイストを纏うW463Gクラス

クラシカルなデザインと新しいコンポーネンツを組み合わせることで、今の道路事情に見合った安全で快適な「メルセデスベンツGクラス」が生み出された。
ディテールはオールドスクールながら、機能はモダンという理想の1台がここに登場する『Maison Mistral Narrow Design』である。

 

ネオクラが再燃している。しかし問題は、現代のクルマの便利さに首元までどっぷりと漬かった我々が、ひと昔前の装備もイマイチなクルマに乗って楽しめるのかということ。もちろん最初はウキウキしているから、多少不便なことや不快なコトには目をつぶることができるだろう。とはいえ、エアコンは効いた方がありがたいし、ウィンドウは自動の方がいい。そして前のクルマに合わせて勝手に速度を調節してくれたり、停車してくれた方がいいに決まってる。
それじゃあネオクラ乗りの資格ナシと言われるかもしれないが、じつはこれがホンネなんじゃないだろうか。ゲレンデバーゲン、Gクラス 、W463、ノスタルジックスタイル、メゾンミストラルナローデザイン、ミストラル

今年フルモデルチェンジされるGクラスは、軍用車両という出自もあって、40年前のデビューからその時代に合わせたさまざまなアップデートが重ねられてきた。
一方でプロフェッショナルと名付けられたベーシックなモデルが人気となったが、電子デバイスをはじめオーディオすらない。簡素なのがお好みのヒトもいるだろうが、ちょっとストイックすぎるのだ。
旧いテイストのGクラスをもっと気軽に、そして快適に乗りたい。東京のプロショップ、「ミストラル」がプロデュースしたのは、「G350ブルーテック」をベースに、懐かしのナローボディを再現した車両『メゾン・ミストラル・ナローデザイン』だ。ゲレンデバーゲン、Gクラス 、W463、ノスタルジックスタイル、メゾンミストラルナローデザイン、ミストラル

スチールグリルとヘッドライトシュラウドや、タイトな前後フェンダー、そしてシンプルなリアバンパーなど、どれもがクラシカルな初代Gクラス、W460/461を思わせる。パーツは一部を除いて純正品が使われており、そのフィッティングは文字通り純正クオリティ。

ゲレンデバーゲン、Gクラス 、W463、ノスタルジックスタイル、メゾンミストラルナローデザイン、ミストラル

足元には軍用車両に多く装着されているビードロックホイールのテイストを引用しつつ、日本の道路事情に合わせて制作されたMMND-BLS16。JWL/VIA取得済み。サイズは7×16・インセット63。

フェンダーは、旧型の純正ナロータイプに変更。形状自体は現行型のW463と異なるそうだが、モール類も当時のものが使われる。

ゲレンデバーゲン、Gクラス 、W463、ノスタルジックスタイル、メゾンミストラルナローデザイン、ミストラル

さらにウインカーやウインカーカバーもすべてW460純正に変更。クラシカルなイメージを引き出すポイントだ。

 

純正で備わる機能はすべて移植する

さらに安全&快適装備がそのまま使用できる点にも注目したい。
バンパーにディストロニックプラスのセンサーを移設したり、スチールステーのサイドミラーにはサイドビューカメラを埋め込むなど、純正が備えている機能を一切犠牲にしない。大手を振ってディーラーでメンテナンスを受けられるワケだ。

 

ゲレンデバーゲン、Gクラス 、W463、ノスタルジックスタイル、メゾンミストラルナローデザイン、ミストラル

なお、背面タイヤは純正ではディスク面をボディ側に向けて装着するが、逆に向けられる背面タイヤキャリアを開発。これで見映えもぐっとよくなった。

 

インテリアは上質かつ道具感を備える

ドアインナーパネルはオプションでクロコダイルレザーにすることも可能で、ラグジュアリーな雰囲気を演出。本来シルバーである部分はすべてマットブラックにペイントされている。また、リアゲートインナーもクロコダイルレザーに変更可能だ。
ヒッチメンバーもオプション。高級機械式時計を思わせるセンターベゼル。ブラックアウトしたフレームに埋め込まれたボルトがアクセントとなっている。ゲレンデバーゲン、Gクラス 、W463、ノスタルジックスタイル、メゾンミストラルナローデザイン、ミストラル

 

クラシカルなルックスと安心快適な現行装備を兼ね備えた『メゾン・ミストラル・ナローデザイン』。我慢することは何一つない。ある意味で究極のネオクラなのかもしれない。 

 

メゾン・ミストラル・ナロー・デザイン TEL03-5566-0259
http://www.maison-mistral-nd.co.jp


画像ギャラリー