ウイークポイントを解消しつつワンランク上に仕上げた「VW×インテリアメイク」

ウイークポイントを解消しつつワンランク上に仕上げた「VW×インテリアメイク」

ドアの向こうに広がるブルー&ブラック
VW BORAで描くとっておきの空間

フォルクスワーゲンのウイークポイントである内張りの垂れを見事に払拭。ブルーとブラックの絶妙なバランスで作り出す極上の空間は内装カスタマイズのお手本として注目してみたい。
今回は、そんな魅力的な内装に仕上げられたフォルクスワーゲン・ボーラをピックアップ。

【VW BORA V6 4MOTION】

インパクトのあるブルーのボディカラーを活かした躍動感あふれるスタイルを構築しているフォルクスワーゲン・ボーラ(以下ボーラ)は、さりげなく施したブラックのアクセントがキモとなっている。この青と黒のコンビネーションはエクステリアだけでは終わらずに、なんとインテリアにまで及んでいる。しかも外とは違って、こちらは大胆に攻める。
ドアを開けると目に飛び込んでくるブルーとブラックの魅惑の世界は、パンチのあるボーラの外観にぴったりなインテリアコーディネイト。見事な連携プレーだ。
見れば見るほど隙のない作り込みは、全体の配色、そして、触れればすぐに伝わってくる高い質感を突き詰めたからこそ達成できた。
オーナーはエクステリアのスタイルアップやチューニングが昔から大好きで、実際にこれまでの愛車にも施して楽しんできた。しかし、インテリアを、ここまで本格的にイジったのは初めてだという。今まではステアリングやシートといった機能を向上させる目的でのモディファイにとどまっていた。

アルカンターラの質感でワンランク上の心地良さ

本格的に手を入れるきっかけになったのは、ルーフライナーの垂れ下がりだ。遊びグルマとして楽しんでいる左ハンドルのマニュアル車である青いボーラは、やっと見つけたお気に入りなので、ずっと楽しめるように、手抜かりなく修繕したい。
“だったら、アルカンターラを使ってノーマルでは味わえないワンランク上の雰囲気を導入してみては?”という「ボンドショップ浦和」の高橋メカのアドバイスを受け入れて、無様に垂れてしまった白いモケットの天井をシックに黒く張り替えた。これがインテリアメイクのはじめの1歩だ。
基本的に作業は全幅の信頼を寄せる高橋メカにお任せで、常にオーダー以上の仕上がりに満足していたが、今回はいつにも増してレベルの高い完成度にオーナーは目を見張る。ルーフからつづく、ピラーの白い部分もアルカンターラで黒く合わせているし、そこにセットされているシートベルトの白いカバーも黒く塗装しているのだ。
さらに天井のスイッチ類も違和感なくブラック仕上げが施されている。しかもドアの白いゴム枠までも黒くペイントするほどの念の入れよう。気になっていた経年変化によるスイッチ類のベトつきも、塗装をしっかり剥ぎ取って塗り直す。
張り替えのレベルを超えた想像以上の出来栄えが、オーナーのスタイルアップ魂に火をつけた。そう、ボディカラーに合わせたブルーの導入を決断させたのだ。
当初、オーナーはダッシュボード全体も青くしたいと熱望したが、高橋メカが”それはやめましょう”と説得。エスカレートして車内中が青だらけになるのが目に見えていたからだ。オーナーの”もっともっと”を食い止めるのも高橋メカの仕事だ。インテリアもエクステリアと同様に、やり過ぎのボーダーラインは、当事者にとっては非常にわかりづらい。それでいて、わずかでもそれを超えると、途端に格好良さは野暮ったさへと変貌する。
オーナーは現在、ブラックレザーで張り替えた「レカロシート」のセンター部分に青を取り入れたい心境らしい。果たしてどんな展開になるのか、高橋メカの凄腕が冴えるはずだ。

スタンダード状態ではブラック基調のインテリアだった。どこを見ても質実剛健な仕上がりに、大胆な遊び心を取り入れたのだ。

 

ドアノブの一部をウッドからフィルムを使ってカーボンテイストを取り入れる。

グローブボックスは内側まで抜かりなく張り替えられている。 シートベルトのカバーも白から黒へペイントで対応するなど抜かりなしだ。

ルームミラーの背面も張り替えを決行している。フロントウインドウ越しに、ちらっと見えるブルーは心憎い演出だ。

サンバイザーやアシストグリップをブルーのアルカンターラ仕立てに。ルーフのアクセントとして絶妙に映える。

インテリアメイクのきっかけの天井の垂れ下がりはフォルクスワーゲンユーザーの泣き所。一般的な張り替えは10万円から対応しているそうだ。

実は張り替え前に、すでに青黒ツートンの『モモ・コマンド2』は装着されていたので、少なからずこの雰囲気に影響されてコーディネイトしていったのではないかと思われる。

センターコンソールの側面までブルーを攻め込ませる。センターパネル周辺のウッド部分は取り除き、そこをカーボンフィルムでスポーティに仕上げている。

 

後から付けたフロント側の「レカロシート」は、リアの純正「レカロシート」に合わせてブラックレザーでリフレッシュ。オーナーはここに青いアクセントを入れたいと画策中だ。

SPEC
エクステリア
本国純正フロントリップ/フロントUSバンパーモール/ボンタスレーシング・マークレスグリル/MSデザイン・トランクスポイラー/ボンネットスムージング/LEDヘッドライト/スモークテール/ショートアンテナ/各部ラッピング&ペイント
インテリア
各部張り替え&ペイント/レカロシート/モモ・コマンド2/モモ・シフトノブ/COXアクセルペダル/ニュウスピード・フットレスト

ボンドショップ浦和・高橋 岳サン
ボンドショップ浦和のメカニックとして活躍する高橋サンが、このクルマのプロデューサー。ユーザーとの会話の中から、どんな仕上がりを求めているかを探っている。

 

ボンドショップ浦和 TEL048-851-4411
http://hosokawa.co.jp

 

(レポート:オートファッションimp編集部)


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