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あの『ニュルカレー』が市販化決定、 STIチームを支えた逸品が味わえる

投稿日:

TEXT: 山本シンヤ

  • ニュルカレー、STIチャレンジカレー、ニュル24時間レース

ニュル24hでスタッフの胃袋を満たした、
STI史上初のパフォーマンスフード

 

SUBARUのワークス「STI」が企画・開発するこだわりアイテム。チューニングパーツやグッズなどを連想するが、なんとも変わった大物が登場した。SUBARU/STIファンにとっては伝説、また以前に取り上げたあの『ニュルカレー』である。
「STI」がプロデュースする”食べ物シリーズ”は、じつは過去に2006年のラリージャパンで『瓦せんべい』、直近では『ドライビングラムネ』があるが、しっかりと空腹を満たす主食は初だ。今回の『STIチャレンジカレー(以下ニュルカレー)』は、ニュルブルクリンク24時間に帯同した女性スタッフが不眠不休で頑張るチームメンバーのために、”温かい日本の味を!!”という心使いから生まれた“まかない”が発端なのである。
今やSTI NBRチャレンジの定番メニューとなっており、チームメンバーだけでなく取材を行なう日本のメディア関係者にも好評。筆者も毎年取材の折に食べさせていただいているが、眠気を誘うナイトセッションの合間に食べるカレーの味と刺激にどれだけ助けられたことか……。

ファンからも市販化の要望が来たそうだが、食べ物と言うこともありハードルが高く、実現するのは難しかった。ニュルカレーをPRする『ニュルカレーTシャツ』を発売するにとどまっていたが、転機は突然訪れたわけだ。
カレーの特徴は、現地調理時の火力の弱さをカバーするために、具材は粗みじんで肉はひき肉を使用。カレー粉は辛口8:甘口2の中辛だが、甘みと酸味をプラスするためにさらに隠し味としてトマト缶やスパイスでチューニングされているという。
これらのレシピを製造元に送り完全再現。実際にニュルカレーを現地で作っているスタッフに確認してもらい、細かい調整もしてもらったそうだ。
「レシピがあるので製品化は今までのプロジェクトの中でもっとも早く、むしろパッケージのほうが大変でした。ロゴやヒストリー、辛さの標記など細かい部分にもこだわりましたので、ジャケ買いしていただけると思います(笑)」とは、STIグッズ開発担当者。

試食させていただいたが、まさにあの味!! 一般的なレトルトカレーは手作りの物と比べて具材が柔らかいが、具材が粗みじんなので食感が近いのも嬉しいポイントのひとつだ。

値段は5食セットで専用パッケージに入って3000円。他では食べることができないワークススペックであることを考えれば、決して高くはないだろう。ちなみにこのカレーと『オリジナルウォーター(専用パッケージ)』のセットも発売中。ファンへ贈り物にもピッタリだろう。

「中辛」のみだが、パッケージに記載されている「辛さの目安」が、WRX STIのシルエットに。また、ニュル24時間レースに対する意気込みも記載するなど、遊びココロあふれる斬新なパッケージとなっている。

 

NBR2018記念チャレンジカレー5食セット 3240円
200g×5食入りのレトルトカレーで、オリジナルパッケージ付き。
数量限定発売だが、今後、食品を出す予定はないそうなので、かなり希少なアイテムになることは必至である。

 

NBR2018記念チャレンジカレー(5食)&STIウォーター(5本)セット 4212円
南魚沼産の『STIウォーター(290㎖)』5本とセットになった300セット限定品。
『STIウォーター』のボトルはSTIロゴ、NBRチャレンジロゴ、本アイテム限定のNBR仕様新デザインの3種類を用意している。

 

ハイスペックなガムテープもあります!

STIガムテ3巻セット 3024円(税込)
このガムテープは、昨年のニュル24時間で他車に接触された際に緊急修理で使用された物と同スペック品だ。粘着力の高さに定評ある寺岡製作所製で、実際に修復に使われたブルーとホワイト&STIロゴ×2の3巻セットとなっている。
粘着テープ界では知らないものはいない老舗の「寺岡製作所」製。そのクオリティの高さは折り紙付き。

 

STI WEAR&GOODS ONLINE SHOP
http://sti.jp/sticollection/index.html

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