エッヂの利いたボディラインを
際立たせるホイールデザイン
オーストリア初の「Zパフォーマンス」は、まだ若いブランドだ。しかしヨーロッパでは多くのユーザーがデザイン性の高さに注目し、瞬く間にメジャーな存在へと駆け上がった。
同社の『ZP.09』は、リムオーバーでデザインされた細身のスポークとディープコンケーブの相乗効果で、20インチという実際の口径以上の存在感を獲得している。
ユーザーが集うイベントでの装着率は高く、鋳造モデル、鍛造モデルともに人気爆発中。SNSにはZパフォーマンスのホイールを履いたクールな写真がズラリと並んでいる。
ヨーロピアンなテイストをベースにもちながらも、今っぽいヌケのあるラインやシルエットが人気を獲得ている秘訣だろう。
現行の欧州車が多用するキツいプレスラインに呼応するように、シャープにエッジを立たせたスポークや、深くコンケーブするディスクデザインなど、フレッシュなエッセンスを貪欲に取り込んでカタチにしていく姿勢がユーザーに受けているのだ。
今回アウディTTSに装着したのは『ZP.09』。5つの交点をもつラフメッシュという、今流行りのデザインだが、交点をグッとセンターに引き寄せることで、強い立体感を実現。
ボルトホールを中心にスポークの側面を深く抉り込んだことで、躍動感はリムオーバーでデザインされた細身のスポークとディープコンケーブの相乗効果で、20インチという実際の口径以上の存在感を獲得している。また薄いリムにはモデル名を彫り込んだプレートが施されるなど、凝ったディテールもZパフォーマンスの特徴でオーナーの所有欲を満たしてくれることだろう。
カラーは、今回装着したスパークリングシルバーとマットガンメタルの他、マット系やキャンディ系、そしてブラックポリッシュのバイカラーと、全6色を標準で用意する。
動きの激しいカスタマイズシーンをしっかりと捉え、意欲的に展開し続けているZパフォーマンス。今、もっとも勢いのある欧州ブランド、履かない手はない。
Z Performance ZP.09 × AUDI TTS
F&R:9×20+35 ¥90,000+税
撮影車両にはリーガーチューニングのフロントスポイラーとサイドスカートも装着されていた。シンプルにスポーティさを引き出すシャープなデザインが特徴的だ。
橋本コーポレーション http://www.h-c.co.jp