プリウス・カスタムの名門が描く、
“違和感こそが真の醍醐味”

トヨタ・30/50系プリウスの各種パーツを手がける「スペジール」が発表した新シリーズ、『On/Off』。
本来ならば同店はローダウンがカスタムの主流なのだが、街乗りも快適にこなせてカッコ良く、その気になれば海も山にも行ける、リフトアップスタイルを提案してきた。

サスペンションにスペーサーを挟んで車高をアゲる仕様なので、純正からの乗り心地変化が少なく、車高は2インチアップとなるため、最低地上高がアップして走破性も高まっている。しかも、プリウスっていうのが違和感がアリアリでオモシロい。
ノーマルプリウスからプラスしたのは、このリフトアップキットと、オフロード感が高まるフロントのバンパーガードのみ。ホイールは純正のまま。

キャリアやヒッチカーゴは、キャンプやレジャーで活躍できるための積載力を増すための一手。
デモカーはオールペン済みだが、車両代込みで150万円からコンプリート製作することが可能だ。気軽に挑戦しやすいのも好印象といえるだろう。

デモカーに装着されたオリジナルのバンパーガードは、独創的かつRVムード満点なアイテムで、これだけでもオフ感はイッキに上昇。ボルト固定式で脱着も簡単にできる。

デモカーのホイールはあえての純正ストック。キャップを外すことで雰囲気を変えたのが技ありで、BFグッドリッチのブロックタイヤを履かせてオフスタイルを印象付ける。

ルーフには「スーリー」のキャリアを搭載。アウトドアやレジャーでの積載性という実用面だけでなく、スマートなアゲ車感強化に有効。