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車中泊やキャンプで大活躍! 「カーサイドタープ」の使い方と選び方

投稿日:

TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵

ひと息つける場の創造に大活躍

 クルマに取り付けるだけで日影を作れる「カーサイドタープ」は、車中泊やバーベキュー、海水浴などいろいろなシーンで大活躍。釣り・サーフィン・スキー・キャンプ……、一息つく空間をたくさんの場で作ってくれている。そんなスグレモノはタイプも色々。では、どんな使い方ができるのだろう。

 

オーニングとタープの違い

 キャンピングカーに取り付けられている「カーサイドオーニング」は、キャンプ用のオープンタープのように日差しを遮るだけ。カーサイドタープに比べて高価だが、引っ張り出すだけ・巻き取るだけでいいのでスピーディーに作業が終了する。半面、取り付けた側にしか日影を作ることができない。

 一方の「カーサイドタープ」はフレームを装着してクルマに取り付けるので、オーニングに比べると手間がかかる。しかし、フルクローズができるものが多く、テントよりも簡単にプライベート空間が生まれるのだ。また、オーニングよりもリーズナブルで手に入れやすい。

 さらにサイドのドアパネルを巻き上げたり、跳ね上げたりできると開放感よし。メッシュ窓が多めだと、テント内にこもりがちな湿気をスムーズに排出できる。

 写真のカーサイドタープのように、裾にスカートが付いていると風が入り込みづらい。肌寒い秋キャンプに冷えを軽減できるというメリットがある。

 専用の吸盤で取り付けるというシステムが多く、右・左、どちら側にでも取り付け可能。幅があえばバックドア側に装着してもいい。つまり、クルマを買い換えた時や、レンタカーでも使用できるというわけだ。

 ちなみに、カーサイドタープによって推奨車高は異なる。おおむね150〜200cm程度だが、対応する車高を調べておこう。また、ルーフに凹凸が多いと吸盤が効きにくく、ロープを併用するなど工夫が必要となってくる。

 

カーサイドタープの使い方

 車高によって異なるが、カーサイドタープ内の広さはテーブルと椅子を2〜3脚置けるくらいのスペース。お世辞にも広いとは言えないので、ドアパネルが二カ所以上あると、ほかの人が椅子に座っていても動きやすい。

 フルクローズできるカーサイドタープであれば、水着への着替えやシャワールームとしても使える。

 カップルや子どもが小さなファミリーであれば、シートをフラットにして車中泊+クルマの脇にタープを張ってリビングにすれば、キャンプ場での遊びの時間が増える。
*写真は「バンのある暮らし=バンライフ」を提案するシエルブルーのクルマ。

 気になるのは、キャンプ場から少し離れた温泉やスーパーに行く場合。クルマからカーサイドタープを取り外しただけでは地面に落ちてしまうが、通常のオープンタープのようにポールと張り綱で支えれば屋根をキープすることは可能。ただし、片側(クルマがあった側)が丸見えなので盗難や風で道具を紛失しないよう対策は不可欠だ。

 手持ちのタープでも、カーサイドタープのようにクルマとジョイントできなくはないが、どうしても張り綱やポールが多く動線を妨げがち。やはり、カーサイドタープはクルマとの環境を活かしてくれるものだけに、設営も設営後にもストレスがないことを付け加えておこう。

 

 

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