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クルマの収納力を高めるルーフボックス!キャンプ用として選択するときのポイントとは

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵、Auto Messe Web編集部

ルーフボックスは大きければいい?

 ラゲッジが小さなクルマであってもたっぷりの荷物を運べるのがルーフボックスの利点だが、大きければ大きいほど便利かというと、そうではない。

 一般的なルーフボックスの高さは30〜45cm程度、幅は70〜95cm程度で容量によるサイズの差は20cm以内なのだが、長さにいたっては110〜230cmと実に100cm以上もの差がある。

 そのため、バックドアが横開きなら心配はないが、跳ね上げ式だとルーフボックスに干渉することがある。この点は注意して欲しい。

 またルーフボックスはベースキャリアの上に取り付けるわけだが、メーカーによってベースキャリアのバーのサイズ・形状が異なることもある。設置するベースキャリアの足(クルマに固定する部分・フット)にこのバーを通す四角い空間があるが、この空間のサイズが狭くてバーが通らないことなどもあるので注意が必要。ベースキャリアのフットとバーは同じメーカーを選択したほうが安全だ。

 ベースキャリアが決まってしまっているとルーフボックスの容量をワンサイズ小さくしなければならないケースもある。もし、ベースキャリアが未定なら、いろいろなメーカーからワイドで短めの大容量ルーフボックスを探したいものだ。

両開きタイプのほうが荷物の出し入れが良好

 ルーフボックスには片側しか開かない「片開き」と両側から内部にアクセスできる「両開き、デュアルオープン」がある。断然便利なのは両開きだ。

 たとえば、狭い車庫など助手席側の壁にぴったり停めた場合、運転席側からアクセスできない片開きだと荷物の出し入れは不可能だ。反対に、道路脇に停めてちょっと中の道具を確認したいなんてときは、助手席側(路肩側)からルーフボックスを開くほうが安全。それに、ワイドなルーフボックスであれば反対側の荷物を取り出すのに苦労する。

 また写真のように横に自転車やスキー板を積む場合、どちら側にでもルーフボックスを寄せられるので両開きのほうが自由度が高い。結局、両開きのほうが、あとあと不満が残らないだろうから便利かもしれない。

 ルーフボックスは気軽に買い換える製品ではない。容量やデザインはもちろん、開閉やロックのしやすさ、耐久性、空気をスムーズに流す底面デザインなど、細部まで触れて確かめてから手に入れよう。

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