初めてのソロキャンプでも安心! クルマに入れておきたいアウトドア用品5選

初めてのソロキャンプでも安心! クルマに入れておきたいアウトドア用品5選

軽自動車でも大丈夫なソロキャンプへの不安を解消させるマストアイテム

 ひそかなブームとなっている「ソロキャンプ」。「ソロ」とはイタリア語で単独を意味する言葉で、家族や友人など自分以外に気を使うこともなく楽しめる、ひとりで過ごすキャンプのことだ。 自然を楽しみながら、好きな時に食べたり飲んだり、焚火を眺めながらぼーっと過ごしてもいい。その自由さが魅力で、近年ソロキャンパー人口が増大している。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 それを受けてソロキャンプ向けの割安料金を設定しているキャンプ場も増えており、財布にも優しく、子育てが落ち着いた世代を中心に人気を博している。 今回はソロキャンパー歴3年の私から「ソロキャンプ初心者」の方に向けて、「クルマに入れておくべきアウトドア用品5選」を紹介したい。

シュラフ(寝袋)で心も身体もリフレッシュ

 キャンプで一番重要な道具はなんと言ってもシュラフだ。シュラフ=睡眠次第でキャンプの思い出の良し悪しが別れると言っても過言ではない。 そんなシュラフだが、その形状から封筒型と呼ばれるものとマミー型と呼ばれるものがある。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 封筒型とは、その名の通り形状が封筒のように長方形で、家庭の敷布団と掛け布団が一体になったようなものとイメージして頂ければと思う。 それに対しマミー型とは一番ポピュラーな形で、マミー=芋虫のような形状で、多少圧迫感もあるが、顔以外はすべて包まれるため、中には氷点下20度以上に対応しているものも存在する。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 中綿についても大きく分けて羽毛のダウンと、化学繊維のものがあり、値段も千差万別である。 その中でも初心者の方におススメしたいのが封筒型で、中綿が化学繊維のタイプのものだ。 春夏秋のスリーシーズンに対応したもので、5000円前後から販売されている。

 真冬に氷点下10度近くになる場合を除き、一番快適に過ごせるタイプであることは間違いない。 夏場では敷布団として使うこともでき、テントの中に広げれば地面の凹凸も吸収してくれるので、快適に過ごすアイテムにもなる。 欠点としては収納サイズが大きく重量もあるが、ソロキャンプかつ、クルマでいく場合ならこのデメリットは気にせずに済む。クルマに入れておきたいアウトドア用品

コットがあればテントで快適睡眠

 コットとは、簡単にいえば折りたたみ式の簡易ベッドのことだ。 コットを設置することで就寝時に地面からの距離を稼ぐことができ、地面の凹凸や底冷えを気にする必要なく、自宅と同じような感覚で快適な睡眠をとることが可能になる。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 最近は収納サイズが小さく軽いものが人気だが、組み立てに時間が掛かったり、金額もそれなりに高くなってしまう。そこで収納的にはやや大きくなるが、組み立てが容易で比較的リーズナブルなものをおススメしたい。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 通称「GIコット」と呼ばれ、5000円から1万円程度で販売されている。形状はどれも似ているが、ポケットを装備したり、横幅を広くするなど各社オリジナリティを出している。 就寝時以外は荷物を置いたりすることができるため、地面に直接置きたくないものの置き場としても利用できる。 冬場はコットとシュラフの間にマットを挟むことで寒さ対策が可能で、1年中活躍してくれるアウトドア用品である。クルマに入れておきたいアウトドア用品

キャンプで一番長くすごすチェアだから要チェック

 アウトドア用品の中でも一番時間をかけて、慎重に選びたいのがチェアである。というのも、アウトドアを楽しむ中で一番長い時間を共にするアイテムだからだ。 こちらもコンパクトに収納でき、軽量なタイプが人気だが、大体背もたれが短かい上に肘かけがないものが多い。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 そこで重量物を運べるクルマの特性を活かし、おススメしたいのがリクライニング機能つきのチェアだ。 多少重くてかさばるが、背もたれが高く肘かけもあり、背もたれの傾きも段階的に調整できる。価格も9000円台とコストパフォーマンスも高いので、ぜひアウトドアショップに一度出向いて自分に最適なチェアを試し頂きたい。

テーブルは機能重視でシンプルなものを

 ソロキャンプの場合、調理や飲食をテントの外側で行なうことが多く、食器や食品を地面に置かないためにもテーブルは必要だ。 アウトドアメーカー各社が様々なタイプを販売しているが、オススメは耐荷重に優れ、天板が熱に強く加熱されたフライパンなども気兼ねなく置けるテーブルだ。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 価格は7000円台と決して安くないが、作りがシンプルで長く使えるものなので、テーブルの選択に迷っている方にはおススメしたい。 ただオシャレな雰囲気を出せるのは木製のテーブルだが、熱いものを置くと焦げてしまうため、鍋敷きを使用するなど対策を講じる必要がある。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 今回私の愛用品を紹介したが、テーブルを選ぶ際にはチェアの高さにあったもの、安定感のあるものを念頭に選んでいただけるとより快適な時間を過ごせることになる。

キャンプの醍醐味は地球に優しい焚火台で楽しむ

 何と言っても、キャンプといえば焚火だ。自然の中で見るキャンプファイアは醍醐味のひとつともいえる。そして焚火と言えば石で囲みを作り、その中で火をおこすイメージを持っている方も多いと思うが、このような地面に直接薪をくべる「直火」を禁止しているキャンプ場は近年増え続けている。 背景として環境への配慮や芝生の保護、テントサイトの美化の為など様々な理由で禁止しているが、そのような状況で用意してほしいのが焚火台だ。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 前述のように直火禁止の場所でも焚火台を使用する前提で、焚火を許可しているところが多いからだ。 焚火台についても様々なタイプがあるが、足つきで灰受けのあるものであれば芝生や地面のダメージが少なく、灰の回収が容易であるため、片付けやすいのがポイントだ。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 さらにある程度の大きさがあり、安定感のあるものを選ぶと薪の重さや大きさを気にすることなく、薪をくべることが可能になる。 サイズや材質により価格は異なるが、概ね5000円から3万円程の価格帯で販売されている。自分好みの焚火台で、ソロキャンプの醍醐味でもある焚火を楽しんで欲しい。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 他にもコンロや鍋、フライパンなど調理器具も必要になってくるが、こちらについては最初のうちは家庭にあるカセットコンロや台所にある調理器具で代用が可能だ。

 慣れてきて持ち物を軽量化したいとか、本格的装備に移行する際にアウトドアメーカーのバーナーやクッカー(コッヘル)を購入しても決して遅くはない。 私も最初のうちは嵩張るものでもとりあえずクルマに載せていたことがあり、それがソロキャンプへの不安を解消させる安心感にもなっていた。クルマに入れておきたいアウトドア用品

 ソロキャンプデビューの際は、ぜひ愛車やレンタカーなどと一緒に出かけて、苦労や設営の大変さも味わいながら楽しんで頂きたい。

【筆者プロフィール】

雨宮智徳
・1989年10月1日 静岡県生まれ。
・昨年は年間50泊を超え、ほぼ毎週末キャンプに出かけている。
・日本オートキャンプ協会 公認オートキャンプ指導者(インストラクター)


クルマに入れておきたいアウトドア用品


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