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トラストがeモータースポーツに参戦!2020年「eGT(仮称)」シリーズ開催を発表

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: トラスト

ゲームで育った社員ドリフトレーサーを起用

 チューニングパーツメーカーの「トラスト」は、eスポーツチームの「1’s BATTLE DOGS」と提携し、eモータースポーツのレースシリーズ立ち上げ、イベントを展開していくことを発表した。今年は、2020年開催を目標とするeスポーツのカーレースシリーズカーレースシリーズ「eGT(仮称)」のプレ開催を大型商業施設などで行っていくという。

 

 eスポーツ(esports)とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称と一般社団法人日本eスポーツ連合のホームページには記されてる。昨年タイで開催されたオリンピックのアジア版と言われる「アジア競技大会」では、デモンストレーション競技としてeスポーツが採用され、サッカーゲームソフト「ウィニングイレブン」の部門で日本人コンビが金メダルを獲得している。

 トラストといえば、日産R35型GT-Rをベースにしたドリフトマシン「35RX」を製作し、ドリフト競技のD1グランプリといったリアルワールドのモータースポーツで頂点を極めたチューニングパーツメーカーだ。そのような活動をするなか、クルマに対する価値観が変化する現代で、eモータースポーツという新しいジャンルに参加することで、新しいクルマの魅力を開拓、発信するという目的から、カーレースシリーズ「eGT(仮称)」開催プロジェクトを立ち上げたわけだ。

 このイベントには、トラスト社員の「sin×2」がプレーヤーとしてレースに参戦。BATTLE DOGS×TRUST Racingのeスポーツチームとして活動していくという。

 このsin×2というプレイヤーは、13歳の時に日産自動車とプレイステーション用ゲームソフト「グランツーリスモ」との共同プロジェクトで、バーチャルゲームの世界から実際のモータースポーツで戦える優れたレーシングドライバーを発掘するプログラム「GTアカデミー」へ招待されるほどの好成績を残した人物。じつは、このプログラムは18歳以上を対象としたもので、13歳のsin×2は父親のアカウントで参戦していた。そのため参加することができなかったわけだ。

 しかし、18歳で自動車の運転免許を取得し、実車のドリフト競技にデビューし優勝。2017年の全日本学生ドリフト王座決定戦ではチャンピオンの座に輝く。この時点ではゲーマーからの実車優勝は初の出来事であった。

 このようにバーチャルとリアルで優れた才能を発揮したプレイヤーを中心とした「BATTLE DOGS×TRUST Racing」。各地で開催予定のeモータースポーツイベントで、ドリフトパフォーマンスが可能なリアルマシン(ベース車両:NISSAN GT-R R35)を合わせて使用。同乗走行や、ドリフトパフォーマンスを披露するなど、リアルな部分のパフォーマンスで会場を盛り上げていくそうだ。

 

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