アメリカ「ナスカー」に日本人オーナーチームがトヨタ・スープラで参戦!

アメリカ「ナスカー」に日本人オーナーチームがトヨタ・スープラで参戦!

日本人オーナーチームからスープラ参戦

「NASCAR(ナスカー)」の3大カテゴリーのひとつである、「2019NASCAR Gander OutdoorsTruck Series(トラック・シリーズ)」にフル参戦している服部茂章代表率いるレーシングチーム「Hattori Racing Enterprises(HRE)」。ついにトヨタ・スープラを「NASCAR XFINITY SERIES(エクスフィニティ・シリーズ)」に参戦させた。

ナスカーに日本人オーナーチームのスープラが参戦 フォード・マスタング、シボレー・カマロといった車両が参戦しているエクスフィニティ・シリーズ。今シーズン、トヨタの車両は昨年までのカムリに代わって新型GRスープラとなった。開幕戦では、なんと10台ものGRスープラが参戦。待望のスープラが登場したこともあって、これまで以上に人気が高まっているシリーズとなっている。

 今シーズンのエクスフィニティ・シリーズは、2月のデイトナ・インターナショナル・スピードウェイの開幕戦「NASCAR Racing Experience 300」からスタート。スープラは、開幕戦こそ落としたものの、第2戦アトランタ「Rinnai 250(2月23日/アトランタ・モーター・スピードウェイ)」でクリストファー・ベル選手が勝利。スープラのナスカー初優勝で、トヨタのシリーズ150勝を達成した。

 その後もスープラの快進撃は止まらず、続く第3戦ラスベガス「Boyd Gaming 300(3月2日/ラスベガス・モーター・スピードウェイ)」では地元のヒーローともいえるカイル・ブッシュ選手が勝利を挙げ、さらに第4戦フェニックス「iK9 Service Dog 200(3月9日/ISM・レースウェイ)」、第6戦テキサス「My Bariatric Solutions 300(3月30日/テキサス・モーター・スピードウェイ)」でも勝利。ナスカーに日本人オーナーチームのスープラが参戦

 代わって第7戦ブリストル「Alsco 300(4月6日/ブリストル・モーター・スピードウェイ)」、第10戦ドーバー「Allied Steel Buildings 200(5月4日/ドーバー・インターナショナル・スピードウェイ)」、第14戦アイオワ「CircuitCity.com 250(6月16日/アイオワ・スピードウェイ)」と、クリストファー・ベルが勝利した。

 つまり15戦を消化した現時点で、スープラは、ブッシュ3勝、ベル4勝の合計7勝という快進撃を続けているわけだ。

 ナスカー唯一の日本人チーム・オーナーであり、昨年トラック・シリーズを制した服部代表が次に狙うのが、このエクスフィニティ・シリーズ。今回、エクスフィニティ・シリーズ第16戦「Coca-Cola Firecracker 250(7月5日/デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ)」で、スポット参戦ながらも第一歩を踏み出したのである。

ナスカーに日本人オーナーチームのスープラが参戦 もちろん車両はトヨタ・スープラ。日本人オーナーとして初めてスープラ(#61 AISIN GROUP TOYOTA SUPRA)を走らせる。ゼッケンはトラック・シリーズで使用している16ではなく、それをひっくり返した61。カラーリングは昨年トラック・シリーズで最優秀スポンサー賞を獲得したアイシン・グループの黒とブルーのカラーリングだ。ドライバーは、今シーズンHREでタンドラをドライブしているオースティン・ヒル選手。ヒル選手はトラック・シリーズの開幕戦(今回と同じデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ)で優勝してもいる。

ナスカーに日本人オーナーチームのスープラが参戦「Coca-Cola Firecracker 250」は、現地時間7月4日(木)の午後に2回の練習走行セッションが予定されていたが、天候不良により2回目の走行はキャンセルとなった。この練習走行1回目の走行タイムは48秒617(平均速度185.120mph)で41台中26番手のタイム。予備のマシンを持っていないHREは、トラブルに巻き込まれないようにあえてパック(集団内)での走行を避けていた。スリップストリームを使えず、速度が伸び悩む単独走行で出したタイムとしては十分。本番での期待ができる結果となった。

 決勝日となる7月5日(金)の午後3時35から予選セッションがあり、同日午後7時30分から決勝レースとなる。レースは1周2.5マイルのコースを100周する。


画像ギャラリー