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クルマのエンジンを制御するコンピュータは劣化する!電機部品が液漏れしている可能性も

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 増田貴広

故障して大事になる前の点検が重要

 キャニーエクイップが行う「点検サービス」の場合、ECU本体を同社に送り、専用機器によってECUを総チェックするメニュー(1000~5000円)となっている。第2世代スカイラインGT-Rをはじめ、1990年代の名車をいまでも大事に乗っている人は、とくにトラブルの予兆がなくても、いまのうちにECUのコンディションをチェックしてもらうといいだろう。もっとベターなのは、リフレッシュサービス(2万円)。これは各部の点検に加え、経年劣化している部品の全交換とハンダの劣化などを補修するもの。

「当社のモットーは『Long Life is beauty』と『ひとつのものを愛し続ける美しさ』にこだわっているのですが、ECUも壊れてからの修理となると、なかには基板に穴が空くほど焼損している酷いECUもありまして……。こうなると私たちでも修理できなくなってしまいますので、故障する前のリフレッシュを奨励しております。故障する前なら工程も少なく、時間的にも費用的にも低コストで済むので、お客様にはメリットしかありません」

「なお、リフレッシュサービス、修理サービス(3万円)ともに、当社では10年間のロング保証をご提供してお客様にお届けしています。また自動車用のECU専門の会社なので、ECU以外のトラブルが生じている可能性などについても、症状からアドバイスできるのも強みです」と田村元臣取締役。

 国産車ならほとんどの車種を取り扱っており、輸入車でもポルシェやミニ、ジャガーなど各社に対応。ROMチューンをしてあるECUでもリフレッシュや修理可能。ただ、すでに修復履歴があるようなECUは、ハンダ不良や純正部品以外の部品を使っていることもあるので、要相談(追加作業費がかかる)となる。

【詳しくはこちら】

取材協力:キャニーエクイップ

http://cannyequip.com/

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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