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日産リーフに運転支援装備を標準化した「X Vセレクション」設定

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: NISSAN

ベース車の20万円アップで充実装備

 日産自動車は、リーフに特別仕様車「X Vセレクション」を発売した。日産独自の運転支援技術である「プロパイロット」や「インテリジェントアラウンドビューモニター」といった先進の安全技術をはじめ、17インチアルミホイールなどを標準装備としながら、ベース車からの価格アップを約20万円に抑えるなど、買い得感満点の仕様となっている。

 リーフは、“技術の日産”と称されてきた日産が、将来の社会やモビリティの理想的な在り方を想像し、その実現のために技術を使うという考え方から生まれた「ニッサン インテリジェント モビリティ」を象徴するクルマ。電気自動車ならではのスムースでパワフルな加速、重心の低さを生かしたハンドリングのよさを特徴とし、2017年に登場した2代目では、安心かつ安全なドライブをサポートする運転支援機能を採用することで、エコ以外の付加価値を広く知らしめた。

 2019年1月にはエネルギー密度を約25%向上させた”e+”を追加。さらに5月には専用カスタムを施した”AUTECH”を発売した。ラインアップを拡充して選択肢の幅を広げたことも功を奏して、2019年6月末までの累計販売台数は12万5000台を超える(日本国内)好調なセールスを続けている。

 リーフといえば、現行型から採用されたプロパイロットやインテリジェントアラウンドビューモニターといった先進安全技術が目玉のひとつ。しかし、これらはG系グレードに標準装備されるが、運転支援機能以外も充実した最上級グレードとあって、G=399万9240円/e+ G=472万9320円と高額。X系やエントリーグレードのSではメーカーオプションとなり、これを選ぶユーザーが多い。

 こうした市場動向を考慮し、売れ筋の「X」グレードをベースにオプションとして人気のアイテムを標準装備した特別仕様車として「X Vセレクション」を設定。X Vセレクションには、プロパイロット、インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラーといった運転支援機能が標準となり、さらに足もとをスタイリッシュにドレスアップできる17インチアルミホイール(215/50R17 91Vタイヤ)も装備される。

 特別装備されたアイテムについて説明しておくと、”プロパイロット”は高速道路における単一車線での運転支援技術で、渋滞走行と長時間の巡航走行のふたつのシーンで、アクセル、ブレーキ、ステアリングの操作をシステムがサポートし、ドライバーの疲労やストレスを軽減できる機能。”インテリジェントアラウンドビューモニター”は、クルマを上空から見下ろしているかのような映像をディスプレイ画面に表示し、ひと目でクルマの周囲の状況を把握でき、安全性と利便性を高めてくれる機能だ。

 また、”インテリジェントルームミラー”は、車両後方のカメラ映像をルームミラー面に映し出す機能。車内の状況や天候に左右されず、夜間にはカメラの感度をアップさせることで、いつでもクリアな後方視界を得ることができる。

 もちろん、これらの機能を選択したときにセットになるBSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)、インテリジェント LI(車線逸脱防止支援システム)、インテリジェントDA(ふらつき警報)、電動パーキングブレーキ、ステアリングスイッチも標準装備されるので、安全性は大幅に高まるのは言うまでもない。

 今回設定されたX Vセレクションは、特別装備を加えながら386万8560円。Xにプロパイロットなどをオプションで加えるよりも断然お得感があるので、リーフの購入を検討しているならぜひチェックしてみてはいかがだろう。

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