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クルマで使う両面テープの正しい選び方!接着面の素材次第では着きにくいことも

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 堤 晋一、増田貴広

クルマに使用するなら耐候性に優れたタイプ

 クルマの車内外にパーツを装着するとき、意外に使われているのが「両面テープ」だ。カー用品店などのDIYコーナーに行くとさまざまなタイプが販売されているが、「強力接着!」と「どこにでも使える」など選ぶ基準がわからない。そこで、自動車用モールやステッカーといったチョイ足しアイテムを数多くリリースする愛工房に「両面テープを選ぶ基準」について聞いてみた。

「両面テープを選ぶときのポイントは、使用するパートの素材です。車内であれば一般的にはプラスチック、車外なら鉄板。両面テープは、見た目以上に接着剤の材質が異なっています、また、クルマは太陽光や紫外線など、粘着剤に厳しい環境。耐候性に優れたものを選ばないと、短い時間で脱落してしまう可能性があります」と愛工房の天野代表は語る。

 同社が扱う代表的な両面テープは、外装用の「GT7108」と内装用の「Y4300K-08」、「3M VHB 超強力両面テープY-4180」の3タイプ。いずれも3M製で耐候性・耐久性に優れ、紫外線による劣化も考慮している。まさに過酷な環境で使用されるクルマ用としては最適だ。

「3M VHB 超強力両面テープY-4180」は他の2タイプに比べ、バンパーなどに使用されるPP(ポリプロピレン)への接着が優れているのが特徴。3タイプの中で粘着力がもっとも強力で、厚みは0.8mm、1.2mmの2タイプを用意する。Y4300K-08とGT7108の厚みは0.8mmで、GT7108には厚みが異なるタイプもラインアップする。

「接着面の凹凸で厚みを変えるといいでしょう。今回サンプルに用意したコインホルダーや芳香剤の瓶の底面には凹みがありますが、この程度なら0.8mmタイプでも凹凸を吸収するので両面テープは密着します。厚みのあるタイプは、凹凸への追従性も高いので接着力は高くなりますね」と天野代表。

 ちなみに同社が扱う3タイプの3M製両面テープは、アクリルフォームと接着剤が一体化。一般的な両面テープはスポンジのようなウレタンフォームを使用しているので、横方向の力が掛かると接着面とフォームが歪み剥がれやすくなるのに対して、面で力を受けるので強力な接着を可能としている。

 使用する際は、接着面を脱脂するのが基本。汚れがあったりすると装着したモノが脱落しやすくなるので、専用の脱脂クリーナー(¥300/税・送料込み)がオススメだ。

 ウェットティッシュタイプなので手軽で使いやすい。1カメラタイプのドライブレコーダーを取り付ける程度なら、1〜2パックあれば十分だろう。

 同社では、車内で使用するときは「Y4300K-08」を推奨しているが、シガープラグを抜き差しする際に力が掛かる増設電源ユニット(タコ足配線)や、スマホホルダーのように出し入れが頻繁にあるアイテムは、より「3M VHB 超強力両面テープY-4180」を使用した方が安心だという。

3M VHB 超強力両面テープY-4180
0.8mm厚・10mm幅・8m長/¥1,400(税・送料込み)
1.2mm厚・10mm幅・8m長/¥1,600(税・送料込み)

Y-4300-08
0.8mm厚・10mm幅・8m長/¥800(税・送料込み)

GT7108
0.8mm厚・10mm幅・5m長/¥450(税・送料込み)

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