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クルマのヘッドライト、経年劣化による黄ばみの除去から保護までを1本でカバーするケミカル用品

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 清水良太郎

樹脂製パーツ経年劣化のメンテナンスに

 このところ話題になっている、樹脂製のヘッドライトの経年劣化による黄ばみと曇り……。ライトの照度が落ちると車検をパスできないこともある。そのような黄ばみを除去するために、すでに様々なケミカル剤が発売されているが、大阪オートメッセ2020の会場でも、ひとつ気になる製品を発見した。それは、ワックス・クリーナーの総合メーカー「リスロン」の「リスロンカーブライト」という商品。

 もともとは、ボディーに付着した頑固な汚れや水垢等を簡単に落し色の鮮やかさを取り戻すためのフッ素コートタイプのワックスとして開発されたものだが、大阪オートメッセ2020のブースでは、ヘッドライトの黄ばみ取りにも使えることをアピールしていた。

 使い方は簡単で、ライトの表面にカーブライトをトントンと軽く叩くようにたっぷり塗布して、3分間そのままキープしたあと付属のスポンジで磨くだけ。あとはウエスで乾拭きすればフィニッシュ。

 ヘッドライト用のケミカル剤は、黄ばみをとるためのクリーナーと、保護艶出し用のコート剤がセットになっているものも多い。しかし「リスロンカーブライト」は一液で、黄ばみ取りと艶出し・撥水・保護のコーティングが澄んでしまうというのが特徴だ。

 もともとは、プロ向けの業務用の製品で、18リッターの大容量タイプが発売されていたが、大阪オートメッセ2020では、DIY用の1リッタータイプ(4550円)も販売されていた。

 ヘッドライトの黄ばみ取りだけなら、1リッターでも多過ぎるかもしれないが、本来は天然カルナバロウにフッ素ポリマーを配合したボディ用のフッ素コートタイプのワックスなので、ボディに付着した頑固な汚れや水垢などを落し、小キズをかくして、色の鮮やかさを取り戻すのにもバッチリ使える。

 他にも、劣化し退色したプラスチック素材の復元材=「ブラックポリマー」など、樹脂ワックス専門メーカーならではの気になるケミカル剤も並んでいた。

 大阪オートメッセのような自動車ショーには、普段、一般ユーザーではなかなかお目にかかれない、こうしたプロ用のスグレモノにも出会える、ディープな部分にも魅力がある。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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