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日本の警察車両へ採用!4種類の走行モードを持つ「BMW」の電動スクーター

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: BMW

東京マラソン2020の先導車両として披露

 BMW Motorrad初、そして輸入二輪車ブランドとして初の電動スクーター「BMW C evolution(シー・エヴォリューション)」は、2017年5月の販売開始以来、順調に販売台数を伸ばしているモデルである。

 モーター出力は、最高出力35kW/最大トルク72N・mを発揮し、その航続距離は160km(WMTCモード)を確保。ROAD/ECO PRO/DYNAMIC/SAILという4種類の走行モードを備え、回生ブレーキも標準装備されており、家庭用コンセントもしくは充電スタンドで充電ができる。さらに、充電時の電流量は変更でき、サイレント充電モードも備えられた。

 この環境へ配慮したBMWの電動スクーターが、輸入二輪車ブランドとして初めて日本の警察車両へ採用。初のお披露目は、3月1日(日)に開催される東京マラソン2020での先導車両としての登場がそれとなる予定だ。

 ちなみに、車両スペックは全長2190×全幅947×全高1255mmとなる。シート高は765mm(コンフォートシートの場合785mmとなる)。車両重量は275kg。

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  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 1969年生まれ。美術大学で日本画を学んだ後に、編集プロダクション数社を経てフリーランスライター&フォトグラファーに。編集者時代にかかわってきたモータースポーツ取材を続け、現在も2輪4輪問わず国内外のサーキットやラリーシーンを取材している。日本モータースポーツ記者会会員。
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