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「白バイ」が潜みやすいポイントは? 交通違反の取り締まりで気をつけたいシーン5つ

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

納得できないケースもあるが、ルール遵守が基本

 交通違反の取り締まりにもいろいろな事態があるが、取り締まりにあったとき、みずからの規則違反を反省する気持ちは大切。しかし、「やり方が汚い」「どこが交通安全のためなんだよ」と、文句のひとつも言いたくなるケースもある。ドライバーから見えないところに潜んでいて、違反者が来るのを待ち受けているシーンだ。

 「春の全国交通安全運動(4月6日〜15日を予定)」も実施されることだし、悔しい思いをする前に、注意すべきポイントを整理しておこう。

 

一時停止違反

 警察官が隠れて取り締まっているポイントといえば「一時停止違反」。非常に見通しの悪い交差点だと、安全のためにほとんどのクルマがきちんと一時停止しているので、取り締まるケースは少ない。

 逆に隠れた取り締まりが多いのは、わりと見通しのいい、支線から本線への合流地点にある一時停止だったりする。ドライバーからすると、左右の確認もしやすいので、止まらなくても大丈夫という意識はあるもののルールはルール。徐行で合流しやすくなるので一時停止は怠りがちだが、それを白バイなどが隠れてみていることが多いのも事実だ。一時停止は確実に止まることを忘れずに。

 

Uターンもしくは右左折の禁止場所

 進行方向が標識で限定されている交差点なども、警察官が隠れて取り締まりを行なう要注意地点。時間帯によって、右折が可能だったり、不可だったりする場合もあり、不慣れな場所では通行区分違反(指定通行区分違反)となる可能性が増える。また、朝夕に多い「バス専用レーン」も要注意。標識を見落とさないように気をつけよう。

 

大きな交差点での車線変更禁止部分

 片側二車線あるいは三車線以上の大きな道で、交差点付近になると右側の車線が「右折専用」になることがよくある。場合によっては右折専用レーンが2車線もあったり、気が付いたときには車線変更禁止の”黄色いライン”が引いてあるというケースだ。

「どうしても直進したい、曲がりたい」というときに、ウインカーを出して安全を確認したうえで車線変更をしたのに、交差点の先で白バイが待ち構えているということはよくあるパターン。車線変更のタイミングを逸したのは悔しいが、切符を切られるのはもっと嫌な思いをするだけなので、車線変更禁止部分に入ってしまったら、大人しくそのまま進んで、リルートを試みるようにしよう。

 

立体交差や高架下と合流部

 

 幹線道路の立体交差点や鉄道や高速道路の高架下などは、白バイが隠れて待ち構えていることが多い部分。特に広い道への合流ポイントの手前に、白バイが隠れていて、本線を飛ばしてくるクルマをチェックしていることが多い。また、高架下はネズミ獲りのポイントにもなりやすいので、合流時や通過時は油断せずに走行して欲しい。

 

大型トラックの死角

 高速道路やバイパス、幹線道路といった片側2車線以上の道路。比較的にクルマの流れがスムーズで、スピードが出やすい道だと、トラックとトラックの間に白バイが隠れて、ハイペースで追い抜いていく車両を待ち構えているパターンもけっこうある。

 特に左車線と右車線の流れる速度差が大きなときは、白バイや覆面パトカーが車列の中に隠れている可能性も高い。追尾してから速度の計測までは、ある程度の時間はかかるので、後方確認を含めて視野を広げることで違反を防ぐことはできるかもしれない。とはいえ、無用な事故や違反を起こさないためには、ドライバー自身がルールとマナーを守ることが前提だ。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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