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せっかくのキャンプ「鼻炎でつらい」とかありえない アウトドアで手軽にできる花粉症対策術とは

投稿日:

TEXT: 内舘綾子  PHOTO: 内舘綾子,Auto Messe Web編集部

ちょっとした備えでより楽しいアウトドア活動に

 年々増加している花粉の散布量。昔から花粉症で苦しんでいるという方や、近年発症したという方も多いのでは? コロナウイルス禍で外出自粛を迎えていた今年ですが、5月も花粉症に関与する花粉の種類が多い月です。そんな花粉症の基礎知識と対策法、さらにマスクが手に入らない方への救済グッズをご紹介します。

花粉症について知っておきたいこと

 日本国内で60種類以上ある花粉に対し、アレルギー症状が起きる病気を”花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)”と呼びます。遺伝により生まれつきアレルギー体質であったり、食生活や睡眠・運動不足などの免疫バランスの崩れから引き起こすことがあります。

 症状は人により異なりますが、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・喉のかゆみ・肌荒れなどが代表的です。これらは日常生活にも支障をきたすことが多いため、はっきりとした原因を究明するため早めに医療機関を受診することをおすすめします。

 また花粉は年中飛散しているので花粉症情報もチェックしましょう。スギやヒノキなど”春”がピークの花粉以外に、ブタクサやカナムグラなどは”秋”がピーク。エリアによっても違いがあるので、外出時には環境省が公開している「花粉観測システム(愛称:はなこさん)」をチェックしましょう。花粉の飛散状況を地図やグラフで見ることができ、毎時35分毎に更新されます。

◆花粉観測システム◆
http://kafun.taiki.go.jp/

 また、花粉の飛びやすい日があります。
●晴天や曇天で日中の気温が高い日
●湿度が低く乾燥している日
●南風のあと、北風に変わった日
●前日が雨天で強風の日
こんな日は花粉が飛びやすいため、無理な外出は控えた方が良い人もいるでしょう。

 体内の免疫機能を高めること。まずは食生活を見直して、腸内環境を整えていきましょう。例えば乳酸菌を多く含んだヨーグルトや、食物繊維が豊富なレンコンなどを取り入れる。さらに抗酸化作用の高い魚や、ポリフェノールが豊富な赤ワインやチョコレートも、アレルギー症状が悪化しにくいと言われています。

 最新の研究結果では「酢酸菌」が免疫バランスを調整すると発表され、黒酢やバルサミコ酢などを”普段の料理に1杯かける”という方法も注目されています。

アウトドアに役立つ花粉対策法

 花粉症対策で1番効果的なのは、花粉を体内に入れないこと!とはいえ外出せざるを得ない場合もありますよね。そんな時の花粉対策法をご紹介します。

スプレータイプの花粉ガード

お出かけ前にひと吹きするだけで、花粉やウイルスをブロックしてくれるアイテム。顔や髪の毛、全身などにかけて、身体への付着を徹底的にガードしましょう。

 

花粉がつきにくい素材の服

ウールやフリースなど起毛素材のアイテムを着用するのはNG。ナイロンやポリエステルなど、毛足が短くさらっとした素材の方が花粉がつきにくく落ちやすいです。

 

バームタイプで直接ガード

肌に直接塗るバームやクリームタイプで、花粉をしっかりガード。目、口、鼻周りになど、花粉がつきやすいところに塗っておくと効果的です。

 

マスクやメガネでカバー

 花粉が直接肌に触れないよう、マスクやメガネでカバー。花粉対策専用の優れたアイテムも多数販売されているので、ぜひチェックしておきましょう。

 ちなみに、マスクの上部を内側に折り込むと、メガネが曇りづらくなるのでぜひお試しください。

 

バンダナとゴム2本で縫わずにマスクを作る方法

(1)バンダナを3回折り、細長くする(2)両端にゴムを通し、三つ折りにする(3)真ん中の重なった部分は、片方の間に入れ込み完成

 最近では、ノーズマスクや鼻うがいの市販品もあります。マスクの進化系と呼ばれ、近年ブレイク中のアイテムのノーズマスクは鼻栓のように鼻の中にフィルターを挿入するだけで、花粉をカットしてくれます。

 使い捨てタイプと、洗って再利用できるエコタイプがあります。鼻の粘膜に付着した花粉を、直接洗い流してくれる鼻うがいは、抵抗がある方にも気軽に使えるよう、市販品も充実しています。花粉以外にも風邪をひきにくくなったり、鼻呼吸が安定したりと様々な効果が期待できます。

 春がピークといえど1年中飛散している花粉。今回ご紹介した花粉症対策の効果については、もちろん個人差があります。まだ試したことのないものがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

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