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「得して損取れ」状態! DIYでエアロパーツを装着する人が「陥るワナ」5つ

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: FCA、AC、Auto Messe Web編集部

職人技が求められる場合もある

 愛車のDIYドレスアップで、もっとも難易度の高いメニューがエアロパーツの装着といえる。今や製品精度も高くなり、塗装済みパーツも多くなったので、ある程度の技量があればDIY装着できるのは事実だ。しかし、予想外のトラブルが発生した際、そこを切り抜けられる技能こそプロの技! そのスキルを持たない一般ユーザーの失敗例を参考にしながら、エアロパーツのDIY装着における注意点をチェックしていこう。

1)荷受けができない/運べない

 エアロパーツのメインといえば、フロントバンパー/サイドステップ/リヤバンパーの3点セットが基本。ボリュームの少ないハーフタイプでもサイドステップの全長は長く、一般的な宅配業者は取り扱ってくれない。荷受けはショップに限定されるか、個人宛てでも営業所止めにて引き取る手間が発生する。小ぶりな部分エアロならまだしも、大型パーツの場合は配送の可否から確認しておこう。

2)加工&修正が必要になる

 ハッキリ言って、エアロパーツの品質にはブランドによって差がある。人気の高い有名ブランドには価格に見合った相応の品質が担保されているが、そうでないブランドはネットの口コミを参考にしないと、品質に対する心配は拭えない。これはナニを意味するのかというと、無加工で装着できるか否かの問題なのだ。

 わずかでも合わない部分があれば加工が必要となり、それは板金塗装の領域となる。追加料金を払って塗装済みエアロを買ったのに、実際にはピッタリ装着できないというのは最悪のケース!  本来なら塗装前のエアロを仮合わせし、フィッティングの確認&修正加工を実施。

 その後に塗装して装着というのが正しい施工の流れとなる。粗悪品を買ってしまった場合はプロでも泣きたくなるほど修正が必要なエアロもあるので、DIY装着する場合は修正加工のリスクを必ず考えておこう。

3)塗装の失敗

 エアロパーツというは、塗装済み製品を購入しない限りは、FRP製なら白か黒のゲルコートされたものが送られてくる。さすがに大型バンパーを自分で塗ろうという人は少ないと思うが、小さなスポイラーやガーニッシュならDIYで塗装して装着しようという人もいることだろう。

 このDIY塗装でありがちな失敗というのが『色合わせ』だ。カー用品店に行けば同じボディカラーのスプレーが手に入るのだが、経年劣化で色あせしたボディとは微妙に色合いがズレてしまうケースがある。また、たとえ色が合っていたり別の色に塗り分けして一旦は満足しても、缶スプレーのアクリル塗料はボディの純正塗装よりも早く経年劣化してしまう。

 最後に2液式のウレタンクリアをスプレーするなど、耐久性に配慮した仕上げを行うことが大切なのだ。

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