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「得して損取れ」状態! DIYでエアロパーツを装着する人が「陥るワナ」5つ

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: FCA、AC、Auto Messe Web編集部

4)取り付けの不備

 簡単なエアロパーツなら、両面テープで貼るだけというお手軽な製品もある。しかし、その文句を鵜呑みにすると、走行中に脱落して紛失したり事故の原因になったりするので注意が必要だ。両面テープの接着面は清掃&脱脂してから貼るのは常識だが、場合によってはコーティング皮膜をコンパウンドで削る必要もある。

 また、クルマは振動が大きいのでボルトやクリップが緩むことも考慮しておこう。両面テープを併用してガタつきを抑えたり、エアロとボディの接触面にゴム製モールを仕込んでキズを防止するなど、取り付けの信頼度を確保するのはプロの領域と言っても過言ではない。特にフロント/サイド/リヤの3点セットといった大型エアロは重量や空気抵抗も大きいので、プロに任せるのが無難な選択といえる。

5)装着に失敗して破損

 エアロパーツを装着する際、いろんなパーツの脱着作業が発生する。たとえばフロントバンパーを交換するなら、バンパー本体以外にアンダーカバーやタイヤハウスのインナー、フロントグリル、純正フォグランプの配線など、関連部分の作業が山ほどあるのだ。

 ここでやっかいなのが、ハメ込みやボルト&クリップによる接合部分で、場所を特定できていないと破損してしまうこともある。知っていてもツメを折ってしまうこともあり、余分な修理代が発生しかねないのだ。ボディ側の養生処理が甘いと塗装を傷つけることもあり、板金塗装するとなるとウン万円の修理代は確実! DIYで安く仕上げるつもりが、クルマを壊して追加出費というのでは、あまりにお粗末なDIYカスタムと言わざるを得ない。

 エアロパーツの装着となると、塗装済み製品を購入しない限りは『自家塗装』という上級スキルが要求される。本格的なDIYフリークでも、エアスプレーガンや2液式のウレタン塗料、綿密な調色ノウハウ、ホコリを避ける塗装ブースまで用意するのは至難の技だ。修正加工といった職人技が求められる場合もあるので、クオリティを求めるなら最初から板金塗装のプロにお任せしよう。

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