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見た目だけで選ぶと「車検NG」「タイヤバースト」のリスクあり! 「ホイール交換」で憶えておくべき5つの項目

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: Auto Messe Web編集部,WAGONIST編集部,Weds

4)リム幅に対するインセットを決める

 ホイールがハブと接合する取り付け面は、車種によって奥行きの違いがかなりある。リム幅に対し、ホイールの中央をゼロとして外側に取り付け面が来るとプラス、内側に来るとマイナスの数値で表記される。

 以前は『オフセット』と呼ばれたもので、現行車のほとんどはブレーキの大径化などの影響もあってプラスの数値が主流だ。よく「フェンダーとツライチ」と言われるかっこいいマッチングを実現するには、このインセットを車種に応じて最適な数値に合わせなければならない。

 車高に応じてハブの接合面が車体奥へストロークする車両が多いので、ベストなマッチングを追求するならローダウンしてからホイール交換するのが得策だ。スペーサーなどで微調整する方法もあるが、ハブボルトへの負荷など安全性を考慮すると使わないに越した事はないだろう。

 何より、カッコイイとされる深リムやコンケーブ(逆反りフェイス)を実現するには、少しでもプラスのインセット数値を減らさなければならない。本当は深リムのホイールが履けるのに、わざわざスペーサーを挟んで浅リムにするのは残念な選択といえるだろう。

5)タイヤサイズを決める

 アルミホイールの装着で、意外にないがしろにされがちなのがタイヤ。実はカッコいい足まわりを作る上で最も重要なのがタイヤ。トレッド幅それに対する偏平率、全く同じサイズでもメーカー毎にショルダーの角度が違うなど、実は奥が深い。

 見た目のかっこよさばかり意識してしまい、タイヤ選択で失敗するパターンが多い。クルマの乗り味を決める重要なパーツだけに、サイズや銘柄、さらに消耗パーツとしてのランニングコストも考慮して選んでもらいたい。

 そんな失敗例で代表的なのが、やや背伸びし過ぎたインチ(リム幅)アップでタイヤが低偏平になりすぎて乗り心地が悪くなったり、段差での「リム打ち」でホイールが損傷りたり、タイヤがバーストしたりするパターン。カッコいい足にするために偏平率を多少犠牲にするのはよくある事だが、そうなったらそれなりの運転方法も身につける必要があるのだ。

 また予算をケチって格安輸入タイヤにするとハンドリングまで悪くなるという残念な結果を招くこともある。もちろん輸入タイヤでもある程度のクオリティを確保したものはある。失敗しないためにはプロのタイヤ&ホイール販売店や同じ車で同じタイヤを履いている人などの意見に耳を傾けるといいだろう。

 ドレスアップも大切だが、クルマ本来の走行性能も考慮し、充実したカーライフを楽しんでほしい。

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