ガソリン車よりも渡河性能は上! 落雷も問題ない「電気自動車」の「間違えだらけの」イメージとは (2/2ページ)

電気自動車はバッテリー電気遮断システムも備える

 それに対してもしっかりした対策はなされている。「ボンディングハーネスと」いう考えから、家庭電化製品のアースのように、車体と地面との電圧差をなくす措置が施されているのだ。そのうえで衝撃を検知すると、リチウムイオンバッテリーから流れる電気が遮断される仕組みにもなっている。

 もちろん、安易に高電圧の電気系統を素手でいじるべきではない。だが、これまでのエンジン車と同じようなクルマとの接し方で、感電などしないように設計された機構となっているわけだ。近年、ゲリラ豪雨、落雷には気をつけよう

 逆に、エンジン車のような吸排気管がないことから、水深のある水溜まりでも走行を続けられ、停止してしまわないのがEVでもある。初代リーフでは、水深70cmでも走行可能であることを日産は実験で確認している。それでも、無暗に水溜まりへ入り込まないようにすべきなのはいうまでもない。エンジン車は、吸排気管から入ってきた水で塞がれ、排気できなくなってエンジンが止まってしまうのである。そこで悪路走破をする4輪駆動車などの吸気管は、通常とは異なり、エンジンルーム脇などから高く掲げるように改造されていたりもする。

 いずれにしても、EVやHVを含め、雷が鳴ったらクルマに避難することは間違いではないのだ。

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