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ド迫力がウリのアルヴェルからあえて「牙を抜く」! 特別仕様車が「ブラックメッキ」を使った理由とは

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TEXT: 岡田幸一  PHOTO: モデリスタ、TOYOTA、スズキ、ダイハツ、K-STYLE編集部

特別仕様車のメッキ演出に使われた「ブラックメッキ」の効果

 アルファードの特別仕様車 S“TYPE GOLD”、ヴェルファイアの特別仕様車 Z“GOLDEN EYES”の登場に合わせて、モデリスタのエアロキットも、よりゴージャスに進化。いうまでもなく、注目すべきポイントは、スモークメッキや漆黒メッキであることは間違いない。

 アルファード&ヴェルファイアの特徴の1つがフロントマスク。ミニバン特有の大きなフロントマスクにメッキをふんだんにあしらう事で、ゴージャス感と押し出し感を強調。ただ「あまりにも押し出し感が強い」という声もある。

 カスタマイズの世界におけるメッキアレンジは常套手段のひとつで、プレーン過ぎる外観や内装に高級感をプラスする手段として使われる。特に日本の大衆車である軽自動車のカスタマイズではメッキの追加で高級感をアピールするユーザーが多いし、最近の軽自動車はノーマルでもそういった仕様が多くなっている。

 そのいっぽうで、もともとメッキが多い車両では「クドすぎるから少し押さえたい」という引き算のカスタマイズもある。写真は「メッキが多過ぎる」と感じたユーザーが、ムーヴカスタムのフロントマスクメッキ部分をボディ同色に塗装した例。同じ車両のユーザーでなければ「どこが違う?」と思うほどのさりげない処理だが、確かに違和感なくまとまっている。

 話を戻してアルファード&ヴェルファイア。トヨタより今年登場した特別仕様車「タイプゴールド」は、標準モデルのメッキ部分がシルバーに対してブラックメッキ処理されている。ゴールドに対する配色バランスという事もあるが、標準モデルのそれに対して落ちついた雰囲気。

 実はこのブラックメッキ、高級感を感じさせつつも、主張を抑える手法として上級カスタマイズユーザーが使う手法だったりもする。

 そこでここからはアル&ヴェルのカスタマイズカーとして最も人気のある、モデリスタのデモカーを例にブラックメッキ化の効果を紹介していこう。

今年5月に登場したアル&ヴェルの特別仕様車

 トヨタ自動車における最上級かつ高級な大型ミニバンであるアルファード。そのアルファードの兄弟車として存在する、鋭く尖ったフェイスが特徴になっているヴェルファイア。この2台をベースとする、アルファード特別仕様車「 S TYPE GOLD」、そしてヴェルファイアの特別仕様車「Z GOLDEN EYES」が設定され、5月1日からデリバリーが開始されている。ノーマルの「S TYPE GOLD」

 アルファード”は既存のSグレードをベースにゴールドエンブレム、スモークメッキと黒メタリックのフロントグリルやボンネットフード&バンパーモール・バックドアガーニッシュなどを、またヴェルファイアはZグレードをベースにゴールド加飾のヘッドランプ、漆黒メッキ加飾のフロントグリルやLEDフロントフォグランプモール&バックドアガーニッシュ、リアランプガーニッシュなどを装備。ノーマルの「Z GOLDEN EYES」

 アル・ヴェルの新しい特別仕様車は、ゴールドがアクセントとなり、専用メッキが随所に施されるという、“最上級”に輪をかけたゴージャスな外観に仕立てられているのが特徴だ。

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