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オートキャンプなら荷物の「量」は気にせずOK! 性能で見る基本「ギア」6点の選び方とは

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TEXT: 今泉 史(IMAIZUMI Aya)  PHOTO: 今泉 史、コールマン、写真AC、Auto Messe Web編集部

1:テント)耐水圧は2000mm以上がコストパフォーマンスに優れている

 まず、テントの材質として一般的に多い素材はポリエステルだ。比較的安価な商品が多いし、吸湿性が低く濡れても乾きやすいというメリットがあるが、焚火などの火の粉が当たると燃えやすい弱点がある。ポリエステル製のテントは濡れてもすぐ乾き、軽くて丈夫だ

 コットン素材のテントもある。通気性が良く結露に強いのが特徴で、通常の雨程度であれば水を吸収してくれる。その分テントは水分を吸って重たくなるのと、使用後しっかり乾燥しないとカビが生えてしまうデメリットもある。ただ火の粉には強く、多少の火であれば生地に当たっても燃えることはないのは嬉しい。

 ナイロンは軽い素材で、火にも強いのが特徴。主に登山で使用される場合が多く、高品質で価格は高価なものが多い。ポリエステルとコットンの混合素材は、配合の比率によって特徴が変わってくるがポリエステルとコットンの長所を合わせたものと考えていいだろう。

 テントを選んでいると「デニール」という表記を目にするだろう。これは糸の太さを表しており、デニールの数字が大きいほど太い糸になり耐久性もあがる。初めて購入する場合は、ポリエステルのテントで、大きさは1~2人、2~3人用、雨などの耐久性は2000mm以上のテントがコストパフォーマンスに優れているし、扱いやすいだろう。

2:タープ)コンパクトにまとめられるモノがベスト

 次にタープだが、ヘキサタープ、スクウェアタープ、シェルタータープと大きく3種類に分かれる。

 ヘキサタープはテントにドッキング可能で、少人数で使用するなら十分な広さを確保できる最もベーシックなタイプ。スクウェアタープは6本のポールを使って建てるタープで大きな空間を得ることができる。タープ下にテーブルを置き、大人数でご飯を食べたり、椅子に座り、みんなでわいわいする際に活躍するだろう。日陰や雨よけとして活躍するタープ

 シェルタータープは4面が囲われたタープのことで、蚊帳のようにメッシュで覆われたものもあるため夏場は虫よけ、冬場は多少の保温が期待できる。人数や用途に合わせてタープは選んでいきたい

 はじめて購入するならヘキサタープがおすすめだ。種類が豊富であり、ポールの本数を増やすことで様々な張り方ができるほか、コンパクトにまとめられるので持ち運びも楽々である。

3:マット)「寝床環境」づくりに最も重要

 マット&シートについてだが、キャンプマットとは、寝袋の下に敷くマットを指す。シートはテントの地面側のテント生地の下に敷くグランドシートとテント内に敷くものがある。

 地面からの湿気や雨の侵入を防いでくれるグランドシートがあれば、テントの生地の下側の汚れも軽減できたりする。テント内で寝袋を地面に直接敷くと地面の小石や凸凹があるほか、地面からの熱気や冷気により快適な睡眠が妨げられる。それを緩和するための重要なアイテムがキャンプマットだ。大きく分けるとエアマット、インフレーターマット、クローズドセルマットの3種類がある。地面の凸凹や熱を逃がさないためにも必要なマット

 エアマットは言葉どおり空気によって膨らみ、柔らかく快適な寝心地を得ることができる。使用後は空気を抜けばコンパクトになるので持ち運びに便利だ。コールマンから販売されているコンフォートエアーマットレス

 インフレーターマットはバルブを開けることで空気が入り自動で膨らむマット。エアマットのように自ら空気を入れなくていいところがポイントで、短時間で膨らませることができる。値段は張るが、空気の量を調整することで寝心地も自分の好みに調整できる。コールマン製キャンパーインフレーターマットは自動膨張式システムを採用

 クローズドセルマットはウレタンや銀マットを指し、冷気を遮り保温効果が高い。量販店などで安価に手に入る。はじめて購入するならクローズドセルマット(銀マット)がおすすめだ。手軽に購入できるのが最大のポイント。

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