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爆音禁止はいまや常識! サーキットが「音量規制」を行なうワケ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

すべてはサーキットを存続させるため

 昔は爆音の直管マフラーが当たり前のように走っていたサーキット。しかし近年は近隣の住宅や施設に対する配慮から、音量規制を設けているところが大半だ。せっかくお金と時間をかけて現地まで行ったのに「音量オーバーで走れなかった…」なんて事態を招かないよう事前の確認を忘れずに。音量規制を行うサーキットが増えている

「走行音=騒音」であることを利用者全員が理解するべき

 一般道とは異なるルールが存在するサーキット。その代表例といえるのがマフラーの音量で、以前こそ「極端な爆音はダメ」程度だったが、近ごろは規制が厳しくなるいっぽうだ。スポーティな排気音はチューニングカーの醍醐味だけど、興味がない人にとっては単なる騒音でしかないし、近隣で暮らす住人はもっと深刻な問題である可能性が高い。クルマに興味がない人にとって排気音は単なる騒音でしかない

 サーキットでは高回転を常用するので、車検対応マフラーでも排気音は市街地の走行と比較して大きくならざるを得ず、さらに複数のクルマが断続的に走るとなれば音量は推して知るべし。サーキットも地元に配慮しなければ企業としての活動が上手くいかないため、音量を規制するのはごく当たり前の流れといえるだろう。サーキットでは高回転を常用するため車検対応マフラーでも排気音が大きくなりやすい

 またドリフト走行ではタイヤが滑る際の「スキール音」もかなり大きく、それが原因のひとつとなりドリフトが禁止されたケースもある。サーキットは基本的に人里から離れた場所にあるし、そこまでシビアじゃないと思う人もいるかもしれないが、排気音が山や谷で反響すると意外なほど遠くまで届くのだ。ドリフト車両が発するタイヤのスキール音も騒音のひとつだ

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