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日本人オーナーチーム「HRE」がNASCAR Xfinityシリーズの第27戦にスポット参戦! 61号車は17位でフィニッシュ

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

トップとの差を1周遅れにまで挽回するが・・・・・・

 スタートが得意なヒル選手はさっそくオープニングラップから25番手へ順位を上げ、さらに翌周は22番手、7周目には17番手と後方から追い上げを図る。しかし、このレース最初のイエローコーションが出された後の17周目に単独スピンを喫してしまい、クラッシュは無かったものの、ここで再びイエローコーション。

 チームは61号車をピットにいったん戻し、マシンチェック、そして給油とタイヤ4本の交換をしてレースに戻す。28番手からレースに復帰するとここから再び激しい追い上げを見せるヒル選手は、45周目の第1ステージのチェッカーでは16番手までポジションを挽回した。ピットインを行い給油とタイヤ交換を済ませる このステージブレイクでは、レース後半でのバトルに備えるため、タイヤを温存しスタート時に履いていた17周使用した中古タイヤを61号車に履かせて第2ステージ、20番手からレース再開。しかし、この第2ステージ走行序盤から、ヒル選手からリヤタイヤから激しいバイブレーションが出始めたと無線が入る。このままの走行は危険と判断したチームは翌周にピットインを指示。

 素早い作業で4本のタイヤ交換と給油をしてコースに送り出すがグリーンフラッグ下のピットインにより2周の周回遅れとなる31番手まで順位を下げてしまうことになってしまう。その中でも懸命に走り切ったヒル選手は28番手で第2ステージのチェッカー。このステージブレイクでコースに留まり、ラップダウンを1周遅れに挽回して最終ステージのスタートを待つことに。最終ステージのスタートを待つチームHREのGRスープラ そして迎えた最終ステージ。このリスタートでも素晴らしいダッシュで順位を上げた61号車は、109周目には22番手まで挽回。トップと同一周回に戻すには、イエローコーションが出され、隊列を組みなおすために先頭車両よりも前にいる車両を車列の後方に付ける措置であるラッキードック獲得を狙っていたが、この日のレース最終ステージはアクシデントの少ない単調な展開。

 ピットインをギリギリまで延ばした61号車だったが、逆に燃料補給の限界を迎え120周目にまたしてもグリーンフラッグ下でのピット作業となってしまい、給油とタイヤ交換を済ませてコースに復帰すると、3周遅れの29番手まで順位を下げる結果なってしまった。ピットインをするタイミングが悪く順位を上げられないチームHRE ヒル選手はここからも果敢にプッシュはし18番手までポジションを上げたところでイエローコーション。ピット戦略が異なってしまったHREはここで61号車をコース上にステイ。周回数を戻し、トップの1周遅れにまで挽回。さらなるイエローコーションを待ち続けたものの、期待したイエローコーションが出ることはなく、1周遅れの17位でこのレースを終えた。

 HREは、引き続き、アラバマ州にあるタラデガ・スーパー・スピードウェイで開催となるエクスフィニティ・シリーズ第28戦にも、61号車GRスープラで参戦する。トラックシリーズ第19戦も開催されるため、今回同様ダブルヘッダーでの参戦となる。

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