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「オールペン」は査定に影響! 「ラッピング」はせいぜい3年! クルマの「色替え」の正解とは?

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: WAGONIST編集部、Auto Messe Web編集部

ラッピングは劣化したボディに施工ができない

 さて、気になるのはそれぞれのデメリットだろう。オールペンもフルラッピングも高額なカスタマイズだけに、後悔がないよう知っておくべきことがある。オールペンを実施した車両については、査定が事故車扱いになってしまうケースがあることを覚えておこう。全塗装の場合、事故車扱いになってしまい査定に影響する

 いくら高年式の人気車でも、車両としての資産価値が下がってしまう可能性が高いのだ。もちろん、すでに事故車であったり査定の厳しい低年式車、外装のレストアが必要な旧車などは気にする問題ではない。フルラッピングのデメリットは、何と言ってもフィルムの寿命となる3年を目処に剥がす必要があること。ラッピングの場合は3年を目処に剥がして張り直しが必要だ

 放置すると剥離が困難になるため、期限つきのカスタマイズだと割り切らねばならない。もう1点注意したいのが、クリアがハゲたような劣化したボディには施工ができないということ。仕上がりが悪いばかりか、剥離の際に下地塗装へダメージを与えるので、補修を兼ねたラッピングは基本NGだと思っておこう。もともとのボディがやれている場合はラッピングは進められない

 今やドレスアップシーンで普通に色変えされたクルマを見るが、その車両の資産価値を考慮すれば、オールペンかフルラッピングのどちらが適しているのかが理解できたことだろう。とはいえ、理想を追い求めて愛車をカスタマイズするのは個人の自由! 限られた人生の中で、悔いのないカーライフを満喫してもらいたい。塗装もラッピングも豊富なカラーの中から選ぶことができる

【取材協力】
インターリンク
◆長野県長野市吉田3-2-20
https://interlinkautomobile.co.jp/

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