「オノ」「ナタ」「ナイフ」! アウトドアの勝敗を分ける「刃物」の選び方 (3/3ページ)

意外だけど使える「電工ナイフ」

 番外編になりますが、電工ナイフをご存知でしょうか。電気工事士がケーブルの被覆を剥くために使用するナイフで、電気工事士技能試験の指定工具でもあります。

【関連記事】米国の「DIY」はスケールがケタ違い! イケメン主夫の自宅と愛車テスラ「モデル3」を拝見──米国放浪バンライフ:Vol.11

電気工事士がケーブルの被覆を剥くために使用するナイフ「電工ナイフ」画像はこちら 価格も1000円ほどと安く、それでいて日立安来鋼(ひたちやすきはがね)など切れ味のよい炭素鋼が採用されています。ファッション性皆無の無骨な“the道具”ですが、片刃のブレードはフェザースティックなどもそつなくこなします。日立安来鋼(ひたちやすきはがね)など切れ味のよい炭素鋼が採用される「電工ナイフ」画像はこちら

使用するシチュエーションを想像しよう

 斧からノコギリ、そして各種ナイフは一連のシステムを構成しています。手斧を持っていくならナタは必要ないでしょうし、スプリッティングアックスを持っていくなら手斧は必要ありません。ナタを持っていくなら大型フルタングナイフでバトニング(ナイフでの薪割り)する必要もなくなりフォールディングナイフで十分でしょう。

 もちろん、よりサバイバルに近いブッシュクラフトでワイルドな不便にチャレンジするならお気に入りのフルタングナイフ1本を持っていくのに異論はありません。いずれにせよ、どのようなシチュエーションかを想定するイマジネーションの翼を広げることで、悩ましいナイフ選びが楽しさに変わるはずです。価格は1000円程度で、日立安来鋼(ひたちやすきはがね)など切れ味のよい炭素鋼が採用される画像はこちら

刃のメンテナンスについて

 最後にナイフのメンテナンスについても触れておきましょう。刃物の研ぎというと、ついつい力を込めてゴシゴシと砥石に当てがちですが、切れ味が落ちた程度なら番手の高い仕上砥やオイルストーンでブレードを数回なでるタッチアップで十分です。荒砥・中砥で研ぎあげていくのは刃こぼれなど大きな傷が入ったとき。ごしごし研ぐとブレード自体がどんどん減肉していってしまいます。切れ味が落ちた程度なら番手の高い仕上砥やオイルストーンでブレードを数回なでるタッチアップで十分でd画像はこちら

 ナイフは法律によって所持や携帯が制限されています。適切な使用を心がけてください。