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もともとタイヤは「白」かった! 「黒」化した理由といま「横だけ白いタイヤ」が流行るワケ

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TEXT: 平塚直樹(HIRATSUKA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部,K-STYLE編集部,FCA,FORD,横浜ゴム

いくつかある「ホワイトリボン化」する方法

 ホワイトリボンタイヤは、前述の通り、現在ではあまり見かけなくなったが、車種やサイズによっては入手することも可能だ。

 まず、横浜ゴムでは、「RADIAL 360 STEEL(ラジアル・サンロクマル・スチール)」というブランドを展開している。これは、ヒストリックカー向けホワイトリボンタイヤのシリーズで、クラシックなパターンデザインやサイドデザイン、そして側面にはホワイトリボンがばっちり入り、レトロ感溢れるルックスになっているのが特徴だ。横浜ゴムの「RADIAL 360 STEEL」タイヤ

 現在、販売されている主なサイズは15~16インチで、ゼネラルモーターズのシボレー「コルベット」「シェベル」、ポンティアック「ファイヤーバード」など、1960年~70年代のアメリカ車向けがメイン。さらに、カスタム用としてスズキ「ジムニー」など現代の車にも装着可能なサイズもあるため、国産の愛車でも、サイズさえ適合すれば、クラシックな雰囲気を楽しむことができる。

 また、タイヤ通販大手のオートウェイでは、HPなどでナンカンやレーダー、トラベルスターといった海外ブランドのホワイトリボンタイヤを販売している。サイズは14インチから17インチまであり、価格も比較的リーズナブルなので、合うサイズさえあれば愛車に装着することも可能だ。

 さらに、タイヤに白いラインをカスタムで入れる手段もある。例えば、様々なアフターパーツを手掛けるムーンアイズでは、元々黒いタイヤとホイールの間に挟み込むラバー製のホワイトリボンを販売。ラインアップには、ホワイトウォールタイプ、ホワイトリボン、レッドリボン、モーターサイクル用があり、さらにホワイトリボンにはワイドタイプとスキニータイプも用意している。こちらも、事前に取り付け可能か確認が必要ではあるが、ホワイトリボンタイヤの設定がない幅広い車種にも対応しているのが魅力だ。ホワイトリボンタイヤのカスタムカー

 ほかにも、リント印刷などで黒いタイヤにホワイトリボンを追加してくれる業者もあるので、興味がある人は一度インターネットなどで調べてみるといい。またDIY派は自分でペイントする方法もあるが、ホワイトレターと比べると、やはり難易度が高いいことと、どうしても時間が経つと塗料が剥がれてしまう可能性も高いので、念のため。

 また、ホワイトリボンは、単にタイヤ側面を白くしたり、白いラインを入れただけでは雰囲気が出ない場合も多い。タイヤのトレッドパターンや形状、装着するホイールのタイプなども重要なファクターだといえる。トータルバランスを上手くまとめてこそ、レトロでオシャレな雰囲気を上手に演出できるのだ。

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