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伝説のトヨタ2000GTが「小さめ」に誕生! ズタボロ「カプチーノ」の華麗なる変身っぷり

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TEXT: 賀川 真弥(KAGAWA Shinya)  PHOTO: K-STYLE編集部、Auto Messe Web編集部

70年代の「ワークス」をプラスしてそこはかとなくワルっぽく

 レストアを終えていよいよカスタム。7人のメンバーは手分けをして作業を進めた。250ミリ延長したことで丸みを帯びたロングノーズを含めた前後のバンパーや、フェンダーは鉄板加工で成形。2000GTのそれを意識した、湾曲したボンネットはFRPでイチから作る。 そのフロントバンパーに収めたヘッドライトはNAロードスターのリトラクタブルを流用しつつ、カバーを鉄板加工して2000GTの雰囲気を再現。フロントリップはS30フェアレディZ用の社外エアロの中央をカットして丈詰め。その両端はオーバーフェンダーのラインに違和感なく繋がるようデザインし直している。

 2000GT好きの方ならご存知かと思うが、ノーマルのそれにオーバーフェンダーは採用されていない。が、メンバーの中に70年代のワークススタイルが特に好きなメンバーがいて「2000GTにバーフェンをつけて、車高を落としたらカッコイイんじゃないか」と提案して採用された。そのオーバーフェンダーは大阪のカスタマイズメーカーESB製を購入して加工、そのフェンダーに収めたホイールは「これ以外ない!」と、メンバー満場一致で決まったというRAYSの「ボルクレーシング TE37V」だ。

 リアに回って見てみると、鉄板加工で一体化したリアバンパーとワンオフのダックテールに、テールランプはトラック用の汎用LEDを用いて、丸テールを表現。オーバーライダーはFRPにてワンオフ。大阪のマフラーメーカーJワークス製のセンター出しタイプをチョイスして取り付け、クラシカルな雰囲気に仕上げている。

 取材時に6班のメンバーに感想を聞いてみたところ「オートサロン時に配るパンフレットに載せるため、撮影前日まで徹夜作業が続きましたが、それもイイ思い出です」「スポット溶接の器具を持ちながらの作業が大変! でも完成して感動しました!!」「フレーム修正機にかけて1ミリ単位での作り込みに苦労しました」など、みんなイイ思い出と経験値アップに繋がって、満足顔だったのが印象的だった。

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