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レヴォーグのライバルとして復活希望! 歴代アコードワゴンを辿ると想像以上に凄かった

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 本田技研工業

アコードツアラー(CW1/2

 そしてアコードワゴンは2008年に「アコードツアラー」とネーミングを変更し5代目となったのだが、もはや時代はワゴン離れ。またボディサイズも全長4750×全幅1840-1850mmと大型化され、2.4Lエンジン(K24A型)はハイオク仕様となり価格も上昇。ホンダではフィットの2代目が1代目に続いてバカ売れし、2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した頃であり、アコードツアラーは2013年3月にひっそりと販売終了。2008年に登場した「アコードツアラー」

 ジェイドの2列シート仕様「RS」が2018年に登場するまでは、ホンダのラインナップからアッパークラスのワゴンは消滅(ホンダのワゴンとしてはフィットシャトルが2011年にデビュー、ホンダシャトルとして現在に至る)。以後、空前のコンパクトカーブーム、SUVブームもあって、ホンダのアコードクラスのワゴンは登場していない。シャトルの走り画像

国産ステーションワゴンの復権に期待

 もっとも、日本でステーションワゴンの人気が下火になったのかと言えば、そうとも言い切れない。新型レヴォーグ(2020-2021日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞)の走りの良さ、アイサイトXの先進性による人気もさることながら、今のボクがそうであるように、輸入車のステーションワゴンは今も昔も根強い人気で、街で、リゾート地で、メルセデス・ベンツ、BMW、ボルボ、VWのワゴンを見かける機会は多い。別荘地で見かけることの多いボルボV70

 デザインや機能、走り、ワゴンとしての機能がユーザーに刺されば、新型レヴォーグのような、このコロナ禍でもヒットし、売れまくるワゴンも生まれるのだから、ホンダも我々を驚かせるような、かつてのクリエイティブムーバーを想起させるような、新鮮なステーションワゴンをいつか復活、登場させてほしいものだ。走りと安全面で高い評価を得ている

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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