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いま軽でサーキットが人気上昇中! 手頃な速さと費用でも本格的だから面白い

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

#58 スバル360(K111)田中 勝さん

 今回の走行会で、最も古い1967年式のボディであるスバル360で走行を重ねていた田中さん。1967年式ボディであるスバル360の田中さん エンジンはなんとサンバーのスーパーチャージャー仕様に載せ替えられており、さらにフニャフニャな足回りを改善するため、トーションバーに追加する形で車高調キットを装着。さらには純正では145サイズのタイヤを165サイズに変更している。

 しかしここでもまたオーバーフェンダーで処理対応せず、ホイールハウス内の加工でタイヤ幅を吸収するなど、様々な手がかけられているマシンなのだ。この状態にまで総額は400万円ほど掛けているという。

#45 スバル・プレオ(RA1)竹村隆志さん

 リアおよびバックドアのウインドウをアクリル化する等、徹底した軽量化のスバル・プレオを持ち込んでいた竹村さん。スバル・プレオ(RA1)の 竹村さん ここまでやってはいるものの、ナンバーが付いていてこのまま通勤にも使用する、ジムカーナにも使用するというマルチユースな一台。一時期はインプレッサで全日本も回っていたが、お金も掛かりすぎるということで、プレオに乗り換えたという。とは言うものの、どうしても車両が重く、曲がらないということで、このような状態になっていったとのこと。今回このコースは初走行だったが、手応えもありこれで耐久シリーズにも出場予定だという。

#44 マツダ・キャロル(HB23S)新藤龍馬さん/早苗寛人さん

 今シーズンからの軽耐久シリーズ参戦を予定し、チームのうちの2名でこの日の練習走行にきたというふたり。そもそもサーキット走行は先輩に走行会に誘われたのをきっかけに始まったというが、やはり自分たちも耐久レースに出たいということで昨年から参戦を計画していた。マツダ・キャロルの 新藤龍馬さん/早苗寛人さん そしてその先輩の車両でもあった2019年シーズンのチャンピオンカーを譲り受け購入し、今季からの参戦に向けての走行会だった。というのだが、残念ながらこの日のクラッシュで、一から仕切り直しとなってしまった。

#39 ダイハツ・エッセ(L235S)他
栗生敏之さん/流井和幸さん/山田勝治さん/皆川幸男さん/加藤佳宏さん/吉井士郎さん/村田敏治さん

 この日3台の車両を持ち込んだのが、チームMRT。この日は総勢7名で走行を重ねたが、平均年齢63歳というメンバーはそれぞれ経歴が異なるものの、若かりし日にレース界の第一線で活躍した、まさにレースつながりの面々。ダイハツ・エッセ(L235S)のチームMRT 経済的な理由などから、プロとして活動を続けていけなかったが、生活に余裕のできた今だからこそ、の趣味で、走行を終えてからのワイワイやるのも楽しいという。「軽自動車はゴマカシが効かないから難しいが、奥が深いし、しっかりモータースポーツとして楽しめる。僕らの最後のお遊びだからね、怪我せずに楽しんでいきたい」とその魅力を語ってくれた。軽耐久シリーズが予定されてい鈴鹿ツインサーキット 久しぶりの鈴鹿ツインでの走行、さらには、Kカーではあまり使われることのないフルコースでの走行とあって、フルコースならではのZコーナーで横転事故が発生するなど、クラッシュも頻発したが、けが人が出ることなくこの日の走行は終了した。鈴鹿ツインサーキット 鈴鹿ツインサーキットでは、昨シーズン開催できなかった軽耐久シリーズを、今シーズンこそ開催を、という想いをもって計画を進めている様子。ただ、現状この新型コロナ感染症の状況などを確認している状況で、まだ正式なスケジュール発表は行われていないが、近日中に発表される予定だ。

 一方、福井にあるタカスサーキットで開催となる軽自動車オンリーの耐久シリーズ「TAKASU.66CHAMPIONSHIP(コンマ66)」は年間4戦のスケジュールがすでに発表されている。このコンマ66は開幕戦が5月16日(200マイル)、第2戦7月4日(150マイル)、第3戦8月29日(8時間)、そして最終戦は12月5日(3時間)となる。参戦クラスは9クラスに分けられる。ちなみに全戦前日に走行会を設け、走行練習も可能である。

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