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いまの人気は「深リム」と「コンケーブ」! 複雑化するホイールデザインと選び方

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TEXT: 平塚直樹(HIRATSUKA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部,af imp編集部,WAGONIST編集部,SUPER STAR

ホイールのデザイン別タイプは多く 悩める選択

 ファッション用語で「オシャレは足元から」といった言葉がある。その人の個性やスタイルに合わせたシューズやスニーカー、ブーツなどを選ぶという意味だが、クルマの場合はホイールがそれに当たる。愛車を自分好みやスタイルに合わせてカスタマイズをしたいのなら、まずはホイールを変えてみることが第一歩。そして、その時に重要なことが、どんなデザインのホイールを選ぶかだ。カスタム用ホイールは形状も色もさまざま

 特に、最近はアフターパーツメーカーから様々なタイプのホイールが販売されているが、カスタム初心者などは特に、どういったデザインを選べばいいのか悩む人も多いだろう。そこで、ここでは、ホイールには一体どういったデザインがあり、それらがクルマにどんな効果を生むのかなどについて紹介しよう。

基本形1:「スポーク」タイプ

 まずは、基本3原則を紹介しよう。ホイールのデザインには、それこそ様々なタイプがあるように思えるが、基本的には「スポーク」「メッシュ」「ディッシュ」の3タイプが基本で、あとはそれらをベースにした派生形だと思えばいいだろう。

 最もオーソドックスながら、王道なのは「スポーク」タイプ。これは、ホイールの中心からリム部まで、放射線状にスポークが伸びている形状のホイールだ。「スポーク」タイプホイール

 市販車純正ホイールでもこのタイプを採用する車種は多く、自分の愛車がスポークタイプの純正ホイールで、初めてアフターホイールに交換する場合なら、スポークタイプを選べば違和感は出にくくなるだろう。

 このタイプには、スポークの本数が一般的な5本や6本程度のタイプから、10本以上の数が多いタイプなど、幅広いバリエーションがあり、本数によってもイメージが変わる。5本スポークはスポーティ

 例えば、いわゆるスポーツ系モデルに多い5本スポークの場合は、各スポークが太く、レーシングマシンのようなスポーティなイメージを出しやすい。レーシングマシンの5本スポーク

 また、ブレーキ系パーツなどもよく見えるため、ゆくゆくはブレーキのキャリパーやローターを大径タイプや赤などの派手なカラーのものに変えたいという場合にはオススメだ(ただし、キャリパーやローターを交換する場合は、ホイールと干渉しないことを確認する必要があるため、ホイールのサイズや形状なども、それを踏まえて選ぶ必要がある)。10本スポークホイール いっぽう10本などスポーク本数が多いタイプでは、細身のスポークにより高級感などを演出することができる。こういったタイプの場合も、スポーティさを合わせ持つデザインのものが多いが、より落ち着いた大人の雰囲気を出すには最適なタイプだ。

基本形2:「メッシュ」タイプ

 スポークが網目状に交差したようなデザインのホイールが「メッシュ」タイプ。メッシュ部の網目が荒いタイプはインパクトや力強さが出やすい。逆に、網目が細かいタイプでは、繊細な印象やラグジュアリー感を演出できるものが多い。「メッシュ」タイプ

 メッシュタイプのホイールも、昔はレーシングマシンに採用されたことからスポーツ系に多かったが、最近はデザインの工夫などにより、ドレスアップ系のタイプにも多く採用されるようになっている。メッシュタイプのホイール

基本形3:「ディッシュ」タイプ

 ディッシュは、皿を意味する英語の「DISH」が由来。ディスク面(ホイールの表面)が皿のような円盤状のデザインになっているタイプのことだ。「ディッシュ」タイプのホイール

デザイン的に大きく見えるため、ホイールにインパクト感が出たり、クルマ自体の存在感を増す効果がある。例えば、コンパクトカーや軽自動車などに乗っていて、車体を大きく見せたいといった場合には、オススメだ。「ディッシュ」タイプは重たくもある

 ディスク面の面積が広いディッシュタイプは、デザインの自由度が高く、こちらもスポーツ系からドレスアップ系まで、様々なタイプがある。また、剛性が高いというメリットがある一方、ホイール自体が重くなりがちというデメリットもある。

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