抜け道で闘うライバルに対し正攻法で誕生した超絶マシン! グループAのために作られたBMW M3とは (1/3ページ)

抜け道で闘うライバルに対し正攻法で誕生した超絶マシン! グループAのために作られたBMW M3とは

生産車の段階でレース対策が施されたモデル

 ツーリングカーによるサーキットレース、あるいはツーリングカーに準じた車両によるラリーの規定で「グループA」という言葉を耳にしたことはないだろうか? ひと口で言えば、生産車の基本構造、基本メカニズムで戦うことを規定した車両規格のことで、生産車からの改造、チューニングを大幅に制限した規定である。

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グループAレースといえばスカイラインGT-Rという方も多いのではないだろうか画像はこちら

 このグループA規定は、1982年から1997年まで適用された車両規格で、正確にはレースとラリーで適用期間が異なっていた。サーキットレースは1982~1988年まで(例外的に日本だけが1993年まで)、ラリーが1982~1997年までとなっていた。ラリーでもグループAというカテゴリーが存在していた画像はこちら

 なぜ大幅に改造を制限した規定が設けられたのか、ということになるが、それまでの車両規定であるグループ2/4規定が、メーカーを挙げてのチューニング合戦に陥り、最終的にこの車両規定に追従できるメーカーがなくなったことから、競技の成立が危ぶまれる事態となっていたからだ。市販車のパーツが所々に残っているM3のレーシングカー画像はこちら

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