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1ピースホイールの限界突破! 老舗ブランド「SSR」が贈る注目の“ラグスポ”モデル3本

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: WAGONIST編集部

ラグジュアリー×スポーツの化学反応が生む新たな世界感

 世界的にも認められた日本のスポーツホイールブランド「SSR」。ゆえにその名を冠したホイールには必ず、高い機能性とスポーツシーンでこそ映える意匠が求められ続けてきた。しかしSSRはスポーツ一辺倒ではない。例えばLクラスミニバンをはじめとしたラグジュアリーカーに向けた作品をSSRが作ったらどうなるか。ラグジュアリーとスポーツが融合した“ラグスポ”というジャンルを開花させるシリーズ、それが2018年に誕生した「ブリッカー(Blikker)」だ。

 ブリッカーとは槍の遣い手を意味する言葉で、そこから着想した槍先の紋様がブランドを通じてのデザインモチーフ。鋭く勇壮なキレのある造形が精悍で、とはいえ奇抜すぎず、高級志向な装いに映える落ち着きと上級感にも包まれる。SSRの基本性能の高さと優美な大人の上質デザインを、ぜひ堪能してほしい。

奥行きある幾何学模様の上質ダブルフェイスメッシュ
【Blikker 01M】

 2018年に誕生したブリッカーのデビュー作となったのが、幾何学模様なフェイスが特徴の01M。Blikker 01M_単品

 例えばセレナのようにハイインセットなMクラスミニバンでは、装着した際の奥行き感を確保するのが難解。それを解消するため、斜めから見たときのフェイスの奥行き感が際立つよう、立体的なダブルフェイス構造となっているのがブリッカー01Mのポイントだ。

Blikker 01M×セレナ装着

WHEEL SIZE:(F)(R)19×8.0・inset45 TIRE SIZE:(F)(R)225/35-19

 メインスポークはあえて一定の幅とすることで、ラインの美しさを強調。それよりも低い位置にレイアウトしたサブスポークは、交点部も落とし、わずかな落とし込みを設けるなど変化を演出した。同じメッシュでも趣が異なるため、ダブルフェイス感も強く薫る。Blikker 01M_センター付近の寄り

 リム奥のファスナー部には、SSRの射出しロゴも配置。天面がマシニング処理されており、独特の切削痕がデザインとして取り入れられているのも高品位。奥行き感演出にも貢献。SSRの直系ブランドであることも存分にアピールされる。Blikker 01M_リムのロゴアップ

 そしてセンター部に向かって大きく急降下したセンターパートには、旭光ヘアライン仕様のオーナメントが鎮座。スポークの根本にナットホールのアールラインがかかるのもアクセントになる。Blikker 01M_センターキャップ

Blikker 01M(ブリッカー・ゼロワンエム)
◆17インチ(7.0J)●4万1800円
◆18インチ(7.0J)●4万7300円
◆19インチ(8.0J)●5万9400円
□HOLE-P.C.D:5H-100、5H-114.3
□COLOR:ブラックブロンズ

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