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峠道をアクセル全開で駆け抜ける!「恵那モータースポーツフェスティバルin笠置山」開催 

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

#39 Corvette Racing east Asia (水川一夫)
タイム06:34.8(NCクラス15位 総合74位)
C3のコルベットスティングレイの水川さん夫婦

 今回初参加の一台で、会場の注目を集めたのは、水川一夫さんが持ち込んだC3のコルベットスティングレイ。「6年前田んぼに半分埋まっていたこの車両をレストアをしたのだけれど、アメ車のイベントに行っても展示やドラッグレースばかり」結局走らせる場所が無かったという。わざわざMT車両をATに換装して、夫婦二人でのんびり国内を旅行したりとドライブを楽しむ一台となっているようなのだが、それでも「(元気に)走らせたい!」という気持ちに突き動かされ、参加に至った。

「タイムにはこだわらないで」ということだったが、決勝は雨ということもあって「20年モノのタイヤはちょっと踏むとすぐに空転してしまって。今度はタイヤを新調してきます」とコメントしてくれた。

#58 TOOL BOX BRIG K’s MINI (竹下陽介)
タイム04:55.7(OBクラス4位 総合26位)

R53ミニRE16モデル 愛知県にあるTOOL BOXというショップからエントリーしているのが、こちらのミニ。いわゆるニューミニといわれる車両で参戦。2001年登場のこの初期モデル(R53と呼ばれるRE16モデル)くらいになると中古市場価格もこなれており「ちょっと遊ぶクルマとしてイジるにはちょうどいいってことに気が付いた」という竹下さん。今シーズンを通じ、車両を走らせながらパーツ開発もやっていこうというプロジェクトでもある。参戦はオープンBクラスだが、ホンダ・シビック(FD2)、S2000に次ぐタイムでクラス4位となった。

#3 ビークイック 4スロ71 (山本茂樹)
タイム05:27.2(Dクラス5位 総合60位)

TE71型のカローラGT TE71型のカローラGTを持ち込んだのは山本茂樹さん。

 足グルマとして1.3〜1.5Lクラスの車両を探していたところ、ヤフオクに出ていたこの車両に出会った。「むかし父親が乗っていたのと同じ」ということで縁を感じ、購入したという。

 当初は通勤にも使用していたものの、周囲からもったいないと指摘されて、普段はヒストリック系イベントなどへの参加するだけに留めている。が、ショップ仲間から声をかけてもらってヒルクライムにも挑戦している。4連スロットルを装着した2TGエンジンは気持ちよく回っている様子で「タイムを狙うクルマではない」ということで純粋にその走りを楽しんでいた。

#8 スバル1300Gスポーツ (仲 良二)
タイム06:01.7(DLクラス3位 総合71位)

スバル1300Gスポーツの仲さん

 こちらはなんと、東京大学とホンダ学園の海外ヒストリックラリー参戦プロジェクトでレストアされた一台。2017年のプロジェクト「Team夢双」でレストアされ、2018年、2019年のラリー・モンテカルロ・ヒストリックに参戦(ドライバーは篠塚健次郎さん)した後、国内ラリー創成期のラリードライバーのひとりで、今回参戦した仲さんが2020年7月に購入した個体だという。「せっかくレストアされた車両だし、ノーマルのFF車両だけれど、走らせなければもったいない」というのが、本ヒルクライム参戦の理由だ。

#7 M2ファクトリーエスプリS2(原田憲秀)
タイム05:44.1(DLクラス2位 総合67位)
ロータス・エスプリS2の原田さん

 当初はGRヤリスを投入するはずだったが、車両が間に合わなかったということで、せっかくならと、ロータス・エスプリS2を走らせたのは、このヒルクライムシリーズ常連のひとり、原田さん。これまではスズキ・アルトワークスでの参戦だった。

 今回、そのアルトワークスを引っ張り出してくることも考えたようだが、「エスプリを一度このシリーズで走らせてみたかった。でも走らせるのならキャブ調整とかの必要がないこの恵那のステージしかなかった」ということで今回一回だけの参戦となったようだ。

#53 BRIG POWER+ Water Racing twin(⾧島章夫)
タイム05:13.0(OAクラス3位 総合53位)
中身は色々改造されているスズキ・ツイン

 スズキカプチーノやダイハツエッセらに交じって、このスズキ・ツインも2019年から参戦している車両の一台。選手の長島さんは結婚を機にAE86を手放してしまい、代わりにカプチーノを探していたところ、このツインを発見。NAエンジンだったが、ラパンSSのターボエンジンに載せ換えてタービンブローを2~3回させてしまったり、ということで、エンジンを作り直して進化を続け、Keiのミッションを組み込んだ現在の仕様に至っているという。軽量だが「ギャップ越えとかで跳ねちゃうのが悩みどころ」とのこと。

#66 インプレッサ(平野雄也)
タイム04:24.3(OCクラス1位 総合1位)

優勝はインプレッサGC8 今回の恵那モータースポーツフェスティバルのオーバーオールのトップタイムを叩き出したのは、このGC8。完全サーキット用として、軽量化を進めているという一台だ。たまたま友人が「FRPができるよ」という話になり制作してもらったというオーバーフェンダーが特徴的だが、295サイズの極太タイヤを装着して競技に参戦。

 チームはレーシングカートやミニサーキットでの走行を重ねている中で、知り合いから一緒に出ないかという誘いもあっての初出場。コースが覚えられなくて、まだ踏めるけど、と葛藤しながらの走行だったという。

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