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「業者の暗躍」に喝! あまりの高騰ぶりに呆れる「ややマイナー国産旧車」7選

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: トヨタ、日産、Auto Messe Web編集部

日産フェアレディZ 2by2(初代)

 初代はもちろん、現在もフェアレディZといえば、ロングノーズ&ショートデッキの2シーターが持ち味。そのなか、1974年に登場したのが、海外市場の要望を受けたという2by2だ。フェアレディZ 2by2 つまり4シーター。スペースがないのに後席を追加したので、全長自体を310mm、つまり31cmも伸ばしている。せっかくのショートデッキがロングデッキ感がアップとは。それゆえ、間延びした感は否めず、一時は安いS30のZがほしいなら2by2を狙えとよく言われていたほど。それが今では300万円ぐらいするから驚く。同時期の排ガス対策でエンジンが回らなくて不評だった、NAPS仕様も同様だ。フェアレディZ 2by2

マツダ・サバンナRX-3

 ハコスカのレース50連勝を止めたクルマとしても有名ながら、ボーソー族のイメージが強すぎて、マツダが密かに回収したとまで言われるのがRX-3だ。サバンナRX-3 というわけで、タマ数が極端に少ないのだが、それに加えて調子を維持するのが大変だから、生半可な気持ちで所有するのは避けたほうがいいとまで言われていた。それが今では500万円ほど。エンジンも完調かどうかもわからないし、今後も調子を出せるかわからないのにこれぐらい。メンテナンスやオーバーホールができるところをまずは探すのが大変なのに、この価格は驚くばかり。サバンナRX-3

トヨタ・セリカ(ダルマセリカ)

 旧車全体を見渡すと、トヨタ車というのは80点主義を掲げて実用車に力を入れていたからか弱い。やはり日産車というのは名車揃いだ。そんなトヨタ車のなかでも人気なのが、ダルマセリカだ。こちらは300万円ぐらいが続いている。ちょっと前まで100万円だというイメージだったのに。ダルマセリカ

トヨタ・カローラレビン&スプリンタートレノ

 ダルマセリカと同じエンジン、2T-Gを搭載するTE27、初代レビン&トレノも同様に300万円オーバーの世界。こちらもマニアックな存在でそれほど高くはなかったのに、このお値段とは驚かされる。専門店によるフルレストア車となると、もっと高い。さらに引っ張られる形で、TE37、TE51、TE71といったハチロク前夜のレビトレも高騰してきている。初代レビン&トレノ

スズキ・フロンテクーペ

 軽自動車はどうか。スバル360のヤングSSは以前より高かったし、なぜかスバル360はあまり高くはなっていない。これは生産が1960年代までを引きずっているからだろうか。しかし、軽自動車にも価格高騰の波はやってきている。

 値段が上がり始めているのは1970年代、360cc最後の時期に出たモデルで、たとえばスズキのフロンテ。1971年に出た、ジウジアーロのデザインをベースにしたクーペは200万円近い個体もある。3連キャブ装備などによる高性能スポーツだが、パーツの入手など苦労するのは事実。買っても、苦労する可能性は高い。それでも200万円というのは、妥当なのだろうか。スズキ・フロンテクーペ

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