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「業者の暗躍」に喝! あまりの高騰ぶりに呆れる「ややマイナー国産旧車」7選

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: トヨタ、日産、Auto Messe Web編集部

日産スカイライン(ケンメリ)

 一時言われていたのが、「スカイライン人気交互説」。つまりヒットした代の次は不人気で、その次でまたヒットというもので、実際のところは違うような気はするが、この説自体がスカイラインの注目度の高さゆえだったといっていい。確かに、ケンメリはハコスカに比べると、大きな感じがしたし、進化の度合いもそこそこということもあって、走り好きが飛びついたという感じではなかった。そもそもオイルショックという、出た時代も悪かった。ケンメリの愛称で親しまれた4代目スカイライン それでもGT-Rのベースとなった2ドアハードトップは、R仕様も含めてまずまず人気はあったものの、逆に4ドアセダンは、ヨンメリと呼ばれて好きモノが乗っている程度だった。ブサかわいいというか、カッコカッコ悪いというか。それが今では1000万円を超えるものもあって、驚くばかりだ。「買う人はいるのか?」とショップで聞くと「いる」というから恐れ入る。4枚ドアのC110スカイライン ちなみに2ドアハードトップは、GT-Xで2000万円なんていうプライスもぶら下がっていて、何度も言うが本当に買う人いるのか?  状態だ。本物のGT-Rとなると3000万円超え……・。

日産ローレル(C130型)

 いわゆるブタケツは某芸人がイジくっているからか、強烈なデザインインパクトゆえか、こちらも高騰中。こちらもボーソー族のイメージが強くて、改造されて土に還った個体も多かったりして、残存数は少ない。それゆえ、500万円は当たり前の状態。この時代のセドリック、グロリアも同じ値動きをしていて、西部警察のその他大勢「劇中で爆破された組」のイメージではもうないのだ。 日本では「旧車文化が根付かない」と言われるが、ここまで高騰するとさらに根付かない可能性もある。貴重なスペシャルモデルが高いのはいいとしても、実用車や低級グレードまで引っ張られて爆上がりしているのはどうなんだろうか。何度も言うが、買う人いるんだろうか?

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