「低燃費」かつ「安全」で「安心」! 予算200万円で高齢の親に勧めたいクルマ5選 (2/2ページ)

【ホンダ・フィット】見晴らしの良い視界と安全機能が充実

 クロスオーバーSUVは高めの視界によって見晴らしのよさが安全につながるのも魅力のひとつ。ただ、足腰の状態によってはシート位置が高めで乗り降りがやっかい……(上記の2台はそんなことはありませんが)というのなら、ホンダ・フィットである。

【関連記事】トヨタ新型「シエンタ」のウェルキャブに新採用「ショートスロープ」が加わった! 瞬時に自動展開するカラクリ機構とは

4代目のホンダ・フィット画像はこちら コンパクトカーらしいシート位置は低めで乗り降りしやすく、何とe:HEVと呼ばれるハイブリッドモデルでも200万円前後という価格設定なのである。燃費性能もWLTCモードで29.4km/L~と文句なしの低燃費。200万円前後だが燃費は29.4km/lと高燃費だ画像はこちら しかも運転席からの、視界水平基調のインパネと極細Aピラーによる、ロマンスカーの最前列席のような圧巻の広く明るい視界が大きな魅力。運転のしやすさは世界のコンパクトカーNO.1ではないだろうか。全グレード標準の先進運転支援機能=ホンダセンシングも充実している。視界良好のホンダ・フィットのインパネ画像はこちら さらにコネクテッド機能にも抜かりなし。新時代のコンパクトカー、ファミリーカーとして、専用車載通信モジュールによる「ホンダコネクト」を搭載。コネクテッドサービス「ホンダトータルケアプレミアム」も開始していて、セキュリティアラームの作動時には、ALSOKのガードマンを現場に急行させるサービスも用意しているから心強い。「ホンダコネクト」のコネクテッドサービス「ホンダトータルケアプレミアム」画像はこちら ホンダコネクトは専用車載通信モジュールに加え、ホンダの純正アクセサリー企画・開発部門のホンダアクセスが用意する9インチナビゲーションを装備することで、前席頭上にエアバッグ展開時には自動通報、任意でもあおり運転被害時などに通報できる赤いSOSボタンと青いトラブルサポートボタンを用意。ホンダのSOSコール画像はこちら 前席頭上にそのようにふたつの”安心ボタン”を備えているクルマなどほぼないに等しく、絶大なる安心感とともにドライブを楽しむことができるというわけだ。これなら高齢者の親がロングドライブに出かけても家族は安心ではないだろうか。

【日産ノートe:POWER】先進的な運転支援機能がたっぷり

 高齢とはいえ、電動車やクルマの未来に興味を持っている親には日産ノートe:POWERという選択肢もありだ。e:POWERとはモーターとガソリンエンジンを融合させた新しい電動パワートレイン。駆動は日産リーフにも搭載している大出力モーターで行い、エンジンはその発電に使われるシステムだ。フルモデルチェンジを行った日産ノートe-POWER画像はこちら 燃費性能に優れるのは当然として、ドライブモードによってはワンペダルの走行も可能で、ブレーキペダルを頻繁に踏まずに済む点も足腰へのやさしさになる。

 さらに、プロパイロット、SOSコール、オペレーターサービスなど、先進的な運転支援機能、つながる安心も用意。高齢者の親がノートを選ぶのであれば、ぜひ日産コネクトナビを装備し、走行中にスポット紹介、目的地設定の遠隔操作まで行ってくれるオペレーターサービスを利用できるようにアドバイスしてあげてほしい。その安心感は高齢者でなくても絶大なのである。日産ノートe-POWERのステアリングスイッチ画像はこちら

【マツダ2】ライバルにない超オシャレなインテリア

 今でもオシャレさんという高齢の親にぴったりなのがマツダ2(以前のデミオ)ではないだろうか。デミオからネーム変更をしたマツダ2画像はこちら コンパクトカーならではの経済性、ヘッドアップディスプレー的なアクティブ・ドライビング・ディスプレイ(カラー)による運転のしやすさ、ナビ案内の分かりやすさ、駐車のしやすさなどに加え、ライバルにない超オシャレなインテリアが最大の魅力となる1台。シンプルなデザインが魅力的なマツダ2のインパネ画像はこちら しかもリヤクロストラフィックアラート付きのブラインドスポットモニターをこのクラスで標準装備するなど、先進運転支援機能の充実ぶりはもうばっちり。コネクテッド機能には対応していないものの、200万円前後でより経済性に優れ、力強い走りが楽しめるクリーンディーゼルが選べる点もお薦めポイントとなる。マツダ2は走りもスマートだ画像はこちら

 こうしたクルマたちなら、年金生活となった両親の懐にやさしい晩年のカーライフを安全・安心・快適かつリーズナブルに楽しめると思う。いずれせよ、低予算であっても事故を未然に防いでくれる先進運転支援機能にはケチらないことがポイントである。

 そしておせっかいな話だが、家で待つ身としてはクルマのコネクテッド機能、SOSコール、あるいはスマホの現在地の共有(グーグルマップで可能)による高齢の親の位置確認はぜひとも導入していただきたい。そうした「安心」は、クルマを運転する高齢の親本人だけでなく、親を送り出すこちらにも必要だからである。