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「ビーチコーミング」って知ってる? 海キャンプでハマること間違いなしの「リアル宝探し」

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web編集部,写真AC

「おみやげ」採取時のちょっとした注意点

 ビーチコーミングをする際の服装や持ち物だが、波打ち際を歩いたり場合によっては水の中に入ったりするため、夏場はサンダル、冬場は長靴が動きやすいが、貝殻がたくさん落ちている砂浜は素足を怪我しやすいため、スニーカーなど足を保護できる靴もあるとなお良い。集めた漂着物を入れるのにバケツやビニール袋、保存容器などを持っていこう。壊れやすい貝殻を入れるのにはピルケースがおすすめ。基本は素手、または怪我をしないように軍手などをはめるといい。網があれば海面に浮かぶ漂着物や、海中に沈んだ貝殻の採取にも役立つので持っていて損はしない。大きな流木をカットして持ち帰りたい時のために、ノコギリもあると便利だろう。海辺のどこでもできるビーチコーミング

 ビーチコーミングをする場所だが、基本的には海岸、砂浜ならどこでもOK! 岩場のある海岸なら、岩と岩の間に「貝たまり」もあるので貝殻を見つけやすい。

 適した時期・時間帯はというと、ビーチが海水浴客でにぎわう夏場や、悪天候の日は避けたほうが良いだろう。気候が穏やかな春から秋が行いやすく、特に潮の干満の差が小さい小潮の日、台風が去った後などがビーチコーミングに適していると言われている。時間帯は浜辺が広くなる干潮時がおすすめである。

 採取した漂流物たちは、よく水洗いをし、砂や汚れを落とす。塩分が気になる場合は2,3日真水につけておき、洗った後はしっかり乾燥させればOK。流木は裂けた部分に砂が溜まっているため、流水で流しながらブラシでこすると砂が綺麗に落ちる。インテリアに活用している流木

 漂流物は、採集した場所や日付など記録しておくと、思い出にもなるし、どこでどんな物が拾えるのかの分析材料にもなるだろう。ビーチコーミングは採集するだけではなく、その後も楽しめるのが魅力のひとつ。アクセサリーやインテリアに加工したり、瓶に入れて飾るのもステキだ。私も以前、浜辺で集めた貝殻をビーズやラメとともに瓶に入れ、最後にリボンでラッピングをして家族への土産に。旅の思い出のお裾分けとして、とても喜ばれたことがある。インテリアグッズにもなる採取もの

 注意したいのは、海岸には毒を持った海洋生物や、医療廃棄物、船舶用の信号弾など危険なものも流れ着いてくるということ。医療廃棄物は触るとケガや感染症のリスクがあり、信号弾は振動や衝撃を与えると暴発する恐れがある。どちらも危険なので触らないようにしよう。中身の入ったジュースや化学薬品系の容器なども開けないようにしてほしい。海岸のゴミはボランティアとして収集したい

 また、ビーチコーミングは潮干狩りではないので、生きた貝や生物を獲る行為はNG! 石や貝殻類も場所によっては規制されていることがあり、国立公園やジオパークなどの環境保全区域の海岸では、土地や地質特有の希少な石を持ち帰ることはできない。沖縄の海岸ではサンゴの死骸やサンゴの骨は採捕禁止となっているので要注意だ。自然の地形や生態系を守るため、各自治体のルールをまずはチェックしてから採集を楽しもう。ヤドカリ

 最後に、ビーチコーミングをしながら海岸に落ちているゴミも拾ってあげれば、綺麗な海と浜辺を保つ一助ともなります。海はまた私たちに美しいプレゼントを届けてくれるでしょう。瓶の中に入った異国の文字が書かれた手紙が流れ着いてきた! なんていうロマンが溢れているアクティビティのビーチコーミング。この夏は、思い出を集めに近くの浜辺に出かけてみてはいかが?

 

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