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実はあなたも「予備軍」かも?「あおり運転」の加害者にならない「シンプルな解決策」とは

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TEXT: 戸塚正人  PHOTO: (株)マンハッタンピーブル、Auto Messe Web編集部

被害者にも加害者にもなり得る危うい現代社会

 もっとも丸く収まってしまったら、そもそも物語にならないし、実際よくある話。もし、彼女も自分の非を素直に認め、謝罪していたとしたらどうだっただろう? 

 まったく取り合おうとしない彼女の態度に、ついに男はブチギレてしまう。そこから始まる執拗な煽り運転。そして彼女の周囲の人間をも巻き込みながらの常軌を逸した大暴走。「いくらなんでも、ここまでしないよね」。そこはそこ、エンターテインメントの世界だ。映画アオラレのワンシーン

 それはさておき、“アオラレ”では、いつ自分もトラブルに巻き込まれるかもしれない、あるいは加害者になるかもしれないリスキーな、いまの交通事情を改めて気付かせてくれる。

 要因として、昨今の社会的背景も影響していることは間違いなさそうだ。不景気、パワハラ、リストラ、対人関係におけるマウンティングなどなど。そうした日頃のストレスを発散できる場も、コロナ渦の自粛で失われてしまっている。

 自分では気付いていなくても、ストレスやイライラのハケ口は、運転中には周囲のクルマだけでなく、歩行者や自転車にも向きやすい。交差点の赤信号を渡る人々 ちなみに、一般社団法人“日本アンガーマネジメント協会”の調査によれば、全ドライバーのじつに83%以上、ほとんどの人が煽り運転を経験しているという。

 高速道路で、市街地で、交差点で……誰もが煽られるだけでなく、逆に煽る立場になるかもしれない。薄皮一枚で辛うじてバランスが保たれている現代社会を生きているのだ。

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