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本当に効果があるの? 今や定番のエアロパーツ「ディフューザー」をGT-Rでテストしてみた

投稿日:

TEXT: 加藤元章  PHOTO: Auto Messe Web編集部

リヤ:直進安定性がアップした、ような気がする

 続いてリヤ。R33にR34GT-Rの純正リヤディフューザーを装着してみた。一部車体側にステーの取り付けが必要になるが、ディフューザー側に加工を施すことなく、そのまま装着できてしまう。R34純正リヤディフューザー こちらもカーボン製でとても軽いが、新品なら100万近い部品のため、おいそれと入手することは困難なアイテムではある。R34純正リヤディフューザー
 こちらも高速道路でテストしてみた。もちろん法定速度なのだが、こちらも「言われてみれば、直進安定性がよくなった気がする……」というレベル。だが、こちらも「気のせい」と言われれば、そうかもしれない。という違いだ。
 R34GT-Rの新型車解説書を読んでみる。グラフが書いてあり、リヤディフューザーの効果は180km/hで約60kgほどのダウンフォースを得られる、とのこと。一概には言えないが、100km/h前後だと30kgくらい? リヤのトランクに荷物を満載にした程度ということか。R33GT-R

まとめ:繊細なドライバーなら体感できるはず?

 結論としては、「とても繊細な人なら、法定速度内でもわかる」。一概に言えないが、R33、R34GT-Rの場合、リヤディフューザーの効果は例えるなら「普段ガソリンタンクの満タン、ガス欠で乗り味の違いがわかる人にはわかる」レベル。筆者は残念ながらそこまで繊細な人間ではないので、ちょっとわからなかった。R33GT-R
 S耐でR34GT-Rに乗っていたあるドライバーに話を聞くと、リヤディフューザーの効果は「雨の富士スピードウェイのストレートエンドで、『なんとなく安定しているかな』と感じるレベル」だったとのこと。
 とはいえ、カスタマイズは性能が体感できるものだけが正義ではない。見た目のアピールは抜群だし、装着したい人も否定はしない。法定速度内では効果は少ないかもしれないが、超高速サーキットでは体感できるはずだ。

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