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「個性がない」のが逆にウリ! コスパが高くて機能もバッチリ「白物家電クルマ」の魅力

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TEXT: 工藤貴宏  PHOTO: Auto Messe Web編集部,TOYOTA

白物家電トールワゴン「スズキ・ソリオ/トヨタ•ルーミー/ダイハツ•トール」

 また、スズキ・ソリオやトヨタ・ルーミー&ダイハツ・トールも白物家電カーといっていいだろう。

ソリオソリオ

ルーミー

ルーミー

トール

トール

 いずれも軽自動車プラスαのコンパクトボディながら背の高いパッケージングとすることで室内は広く、前後席間距離を長く確保することで後席の広さは圧倒的だ。トールの後部座席の広さ 多くのクルマ好きが興味を示さない一方で、その実用性の高さから市場での人気は高く販売も好調。N-BOX同様に、生活を便利にしてくれるクルマといっていいだろう。

 昭和から平成前半を駆け抜けたカローラ。そして平成後半を代表する国産車となったN-BOX。そしてソリオやルーミーとトール。それらに共通するのは、ユーザーを選ばない懐の広さだ。誰にとっても使いやすく、価格もほどほどなのだ。それこそが白物家電カーの神髄といえるだろう。

 興味深いのは、かつてのカローラと、今どきのNボックスなどを比べると、現在の白物家電カーは圧倒的に背が高くなっていることだ。つまり白物家電カーは“変化しないもの”ではなく、“時代に合わせて変化する存在”なのである。ソリオの室内ラゲッジ空間 背が高くなったことでもたらされたものは室内の広さ。カローラに比べると、軽自動車のN-BOXですら室内は圧倒的に広い。

 一方で時代が移っても変わらないのはやはり、高い実用性、手ごろな価格、そして良好な燃費だろう。趣味の対象ではないからこそ、そういった基本的な価値は不変なのだ。

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