中古車価格爆上がりの「初代インテグラタイプR」! 庶民も買えた「下町のスーパーカー」を振り返る (1/2ページ)

中古車価格爆上がりの「初代インテグラタイプR」! 庶民も買えた「下町のスーパーカー」を振り返る

NSXに続いてインテグラに「タイプR」が登場!

 今でこそ、そのスペシャルな存在は多くの人に知られているところだが、1995年8月にホンダがインテグラタイプRを発表したときの衝撃といったらなかった。

 たしかにホンダ自身がサーキットベストを目指した走りのグレード「タイプR」を最初に生み出したのは1992年のことだったが、そのときのベースはご存知のようにNSXであり、庶民には手の届かないモデルだった。初代インテグラタイプRの最速モデルは

 しかし、1.8Lエンジンを積む3ドアクーペ(DC2)と4ドアセダン(DB8)という割合に身近なラインアップであるインテグラにタイプRが登場したのだ。ついに誰もが手に入れることができるタイプRが登場したとホンダファン、スポーツカーファンは沸き立った。初代インテグラタイプRの最速モデルは インテグラタイプRを「タイプR」たらしめる内容は、メーカーチューンドと呼ぶにふさわしいものだ。

誰の手にも届く「タイプR」が誕生/1995年8月発売

 エンジンは排気量こそベース車同様だが、180psから200psへとパワーアップされた。そのために、手作業によるポート研磨、リフト量を増やした専用カムシャフト、フリクションを低減したピストン、拡大したスロットルバルブ、エキゾーストパイプの拡大といった専用チューンを受けている。赤い結晶塗装のカムカバーはタイプRの象徴となった。初代インテグラタイプRの最速モデルは シャーシも引き締められた。車高を15mm下げる専用スポーツサスペンション、フロントとリヤにパフォーマンスロッドの追加、アルミ製タワーバーの採用などが目立つところで、ヘリカルLSDも装備された。それでいてベースグレード比で40kgも軽量化されていた。初代インテグラタイプRの最速モデルは コクピットではレカロ製セミバケットシート、MOMO製の350mm小径ステアリング、そしてタイプRのシンボルともいえるチタン製シフトノブを採用。空力のために大きなスポイラーが与えられたのも衝撃的だった。初代インテグラタイプRの最速モデルは メーカー希望小売価格は222万8000円とベースグレードに対して12万円少々、比率でいうと6%程度しか価格は上がっていなかった。まさにバーゲンプライスという意味でもインパクトは大きかった。

5穴16インチホイール化のほか排気系などをリファイン/1998年1月発売

 そんなインテグラタイプRが最初にマイナーチェンジを受けたのが1998年1月。このときの進化ポイントで目立ったのがタイヤのインチアップだ。最初のインテグラタイプR(96スペックと呼ばれる)では195/55R15サイズのタイヤで、ホイールも4穴仕様だったが、マイナーチェンジ後(こちらは98スペックと呼ばれる)では、タイヤが215/45R16へとサイズアップされた。初代インテグラタイプRの最速モデルは エンジンはエキゾーストマニホールドの設計を見直すなどリファインされ、最大トルクを18.5kg-mから19.0kg-mへとアップ。プラグカバーが96スペックのシルバーから、ブラックのカーボン調となったのも変更点だ。ファイナル(最終減速比)を96スペックの4.400から98スペックでは4.785へとローギアード化することで、よりグリップを高めたタイヤと相まって加速性能を高めている。初代インテグラタイプRの最速モデルは ボディではリヤのトレーリングアームの取り付け部やフロントダンパーハウジングの強度アップが図られている。さらにリヤバンパーの形状が新しくなり、床下の空力を感じさせるものとなっている。新開発された16インチホイールが5穴仕様となったのもトピックスのひとつ。ブレーキが拡大されると同時に、ハブ剛性が上げられたというのも見逃せない。初代インテグラタイプRの最速モデルは

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