「フル加速したらイスが折れた」「ジャッキが倒れて危機一髪」お金をケチって大失敗「トホホなDIY」エピソード全5話 (2/2ページ)

DIYやっちまったエピソード04/ホイール交換の時にはナットやボルトを確認するべし!

 友人がクルマを買い換えるため、不要になったタイヤ付きのホイールをもらった時のお話し。某国産車から取り外したホイールはP.C.Dが同じだったこともあり、ボクの愛車であるVWゴルフにジャストフィット。しかし、輸入車であるVWゴルフはホイールナットではなく球面形状のハブボルトで固定する方式なので、取り外した純正のハブボルトを使ってホイールを固定することにした。

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ホイールナット&ボルト画像はこちら

 純正のスチールホイールと比較するとかなりスポーティな印象になり悦に浸っていたのも束の間、走行中に「ガゴガゴガゴ」という異音と大地震に遭遇したような振動に襲われたのである。慌ててクルマを路肩に寄せて確認するとホイールを固定しているはずのボルトが2本も無くなっていた。ハブリング画像はこちら

 友人が勤める修理工場に電話をしてセルフローダーで迎えに来てもらったのだが、工場に運び込まれたクルマを見て「お前、ハブのハブリングも入ってねーし、もしかして純正のボルトを使っちゃった?」と聞かれたので「使ったよ」と回答。すると「バカじゃねーの、ボルトが2巻きくらいしかハブに噛んでねーぞ。専用ボルトとは長さも形状も違うんだよ」と怒られてしまった。ナット増し締め画像はこちら

 専用のボルトを買うのをケチり、純正のボルトを使ってしまったボクの大失態である。もしもあの時、スピードを出していたなら大惨事になっていた可能性は…限りなく大きい。大きな事故にならなくて本当に良かったと心から反省した出来事であった。

 純正以外のホイールへと交換する場合、ハブの直径が異なるのならしっかりとハブリングを装着し、ホイール専用の長さと形状を持つボルトやナットを使って取り付けること。走行中にタイヤが外れる事故を防ぐためにも、頭に入れておくべき基礎知識である。

DIYやっちまったエピソード05/スピードを出すなら空気の力をナメたらあかん!

 S15シルビアに乗っていた友人N。某中古パーツショップで手に入れたというフロントスポイラーを取り付けたのだが、格安で購入したこともありバンパースポイラー本体以外にステーなどの付属品はなかったという。S15シルビア(リヤウイング)画像はこちら

 純正バンパーを取り外し、4本の鉄板ビスで固定して作業は終了。見た目のイカツさはかなりのもので、スポイラーを取り付けただけで100psはアップしたような印象へと変身さえることに成功した。ところがネジ止めしただけの取り付け作業では強度が足りるはずもなく走行中にスポイラーが脱落。

 自らの下回りにスポイラーを巻き込んでしまったS15はコントロール不能に陥り、無残にも縁石に足まわりを強打してしまったのである。公の場で言うには憚られる速度域で走っていたNにも責任はあるが、ある程度の速度域を越えると空気抵抗は想像以上に大きくなり、たった4本のビスではスポイラーに掛かる力を支えることはできなかったのである。S15シルビア(走り)画像はこちら

「空気の力をナメたらあかん!」という良い勉強になったようだが、Nが支払った授業料(修理代)は決して安くはなかったらしい。

【まとめ】一歩間違えると大事故に…素人が軽いノリでDIYするのはとっても危険

 ここで紹介した5つの失敗談はほんの一例に過ぎない。知識の無いDIYは失敗の元であり、お金が無いからといって、素人が作業を施すのは大きなリスクを伴う可能性が高い。自分だけが痛い目を合うのなら良いのだが、一歩間違えばクルマは凶器となり他人に危害を与える危険性を秘めている。「お前がいうな」との声が上がりそうだが、経験者は語る…ということで納得いただければ幸いである。