ゴム類
ゴムも未塗装がほとんどで、紫外線などの影響で白っぽく劣化してしまう。こちらもドライヤーで暖める裏技は使えるが、大きく形が変わる可能性が高い。また、樹脂用のコーティングは使えない。
ゴムで威力が発揮するのは、一般的な保護ツヤ出し剤。ただ表面にサッと塗るのではなく、多めに出して染み込ませるようにするといい。これを何度か繰り返す。旧車レストアの猛者ともなると、ツヤ出し剤をスプレーではなく、ボトル入りの液体で用意して、外したゴムパーツを漬ける時もあるほど。これは極端にしても、ゴムの劣化原因のひとつは油分が抜けることなので、油分を補ってやればいいのだ。