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「縦長キドニーグリル」が次世代BMWの証! 電気自動車の「iX」と「iX3」がついに日本上陸

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: BMW/Auto Messe Web編集部

iX

 BMWが次世代を見据えて開発したフラッグシップモデルのiXが、いよいよ日本導入となった。グレードは、iX xDrive40と iX xDrive50の2種類が用意されている 。BMW iX 大型のキドニーグリルが特徴的なiXは、BMWラインアップのなかでもっともスリムなヘッドライトのデザインを採用。リヤも同様に薄くシャープなテールレンズのデザインが一体感を表現している。エアロダイナミクスを追求したディフューザーや、リヤトレッドをワイドにすることで、存在感を表している。BMW iX インテリアは、BMWモデルとして初めて、メーター・パネルとコントロール・ディスプレイを一体化。湾曲した形状を持つカーブド・ディスプレイとすることで、操作性、視認性を高めている。BMW iX さらにインパネの多くのボタン類を廃止し、送風口をスリム化することで、運転席まわりはすっきりとしたものとなった。また、六角形のステアリングホイールを、BMWモデルとして初めて採用するなど、革新性も表現している。BMW iX シートはヘッドレスト一体型を採用。大人5名乗車でも、後席においてもゆったりとした室内空間を誇る。さらには、ファースト・クラス・パッケージをオプション装備することで、電動シートの調整スイッチ、スタート/ストップボタン、iDriveコントローラーなどはクリスタルになり、未来感溢れる演出となる。BMW iX

10分の急速充電で約100kmもの航続可能距離を伸ばすことが可能

 動力スペックについても触れていこう。

 BMW iX xDrive40は、前輪に最高出力258ps(190kW)、最大トルク290N・mを発揮する電気モーターと、後輪に最高出力272ps(200kW)、最大トルク340N・mを発揮する電気モーターを持つ。システム・トータルでの最高出力は326ps(240kW)、最大トルクは630N・mを誇る。リチウム・イオン電池容量は232Ahであり、一充電走行距離は450km、交流電力量消費率は183Wh/kmとなっている。BMW iX BMW iX xDrive50は、前輪に最高出力258ps(190kW)、最大トルク365N・mを発揮する電気モーター、後輪に最高出力313ps(230kW)、最大トルク400N・mを発揮する電気モーターを持つ。システム・トータルの最高出力は523ps(385kW)、最大トルクは765N・mとなっている。リチウム・イオン電池容量は303Ahであり、一充電走行距離は650km、交流電力量消費率は190Wh/kmだという。

 充電に関していえば、対応する急速充電器では、最大150kWでの充電が可能。自宅や公共の普通充電の設備では最大11kWでの充電をすることができる。150kWの急速充電利用時は40分以内で、約80%までの充電が完了し、約500kmもの長距離走行を実現する。BMW iX 10分の急速充電で、約100kmも航続可能距離を伸ばすこともできるという。EVが初めての人でも安心だ。また普通充電では一晩(約7時間)で0から100%の状態まで充電することが可能となっている。

4輪アダプティブ・エア・サスペンション

 BMW iX xDrive50に標準装備の4輪アダプティブ・エア・サスペンションは、前輪、後輪ともに、アダプティブ・エア・サスペンションを採用。走行状態に合わせ、つねに最良の車両地上高を保ち、乗り心地、敏捷性、安定性といったったさまざまな側面にメリットをもたらしてくれる。BMW iX

インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング

 前後輪統合制御ステアリング・システムであるインテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(BMW iX xDrive50に標準装備)は、走行状況に応じて、後輪を積極的に操舵させることで、街なかでの取り回しやスポーティ走行性能を高めている。

 同時に旋回時の安定性が高まることにより、後席の乗り心地も向上させている。街なかでの駐車や取り回しなど、低速域においては、後輪を最大3.2°逆位相(前輪と逆方向)に操舵することで、車両の回頭性を高め、狭いスペースへの駐車や細い道でのUターンなどが、スムースとなる。 BMW iX 安全機能運転支援システムは、iX3同様にアクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)、レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクション、衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、前車接近警告機能、後車衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能が標準装備。

 こちらもiX3同様にインテリジェント・パーソナル・アシスタントや、アマゾンアレクサにも対応している。

BMW iX

 発表会には、BMWジャパン代表取締役社長のクリスチャン・ヴィードマンが来場し「BMWの新しいテクノロジーフラッグシップモデルのiXは新時代のモビリティを表現する1台」と述べた。

 また「iXは、100%再生可能なエネルギーを使用して生産され、インテリア全体に天然素材やリサイクル素材を使用し、サプライヤーチェーンの全段階で社会的責任を果たしライフサイクルの全てにおいてCO2削減にも貢献している」とも話していた。BMW iX

 価格はiX3が699万円から862万円、iXは981万円から1160万円となっている。

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