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BC戦争勃発で「強敵ブルーバード」を撃破! 今こそ傑作セダン「コロナ」の歴史を振り返る

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: トヨタ/Auto Messe Web

5代目以降:スポーツグレードも話題に

 メカニズムのトピックスといえば、ホンダからCVCCの技術提供を受けて開発したTTC(トヨタトータルクリーンシステム)を搭載した、19R型と呼ばれるエンジンを5代目に搭載。コロナ1800GL

 同じく5代目では時代に先駆けて安全性をアピール。メカの異常を知らせる警告灯をオーバーヘッドコンソールに並べた「OKモニター」など、いくつかのトピックスはある。

 当時はセダンでも定番だった、スポーツグレードの設定はあり、1970年代には2Lを搭載した2000GTを設定。コロナ2000GT

 1982年登場の7代目には2000GTに代わって、ツインカムターボを搭載した1800GT-TとGT-TRというホットなグレードも存在した。コロナ1800EX コロナの派生車種といえば、4ドアクーペ的なスペシャリティセダンとしてコロナクーペ、そしてその後継たるコロナEXiVを思い浮かべる方もいると思う。だが、こちらはコロナと付くもののセダン系とは別物で、セリカをベースとしていて車格的にも上。セダン系よりも若々しいイメージだったし、JTCC(全日本ツーリングカー選手権)で活躍したこと(コロナも1年だけ参戦)もあって、エクシヴの人気は高かった。

1990年代以降:セダン人気に陰りが見えるも奮闘

 1990年代に入ると、セダン人気に陰りが見えてきたことから、テコ入れ的に1996年登場の11代目ではコロナプレミオと、サブネームがつく。コロナプレミオ

 そして2001年にはブレミオだけとなった。そこから2代続いたが、結局は2021年に消滅。BC戦争のライバルだったブルバードもブルーバードシルフィからシルフィとなって、2020年に生産終了して幕を下ろしており、永遠のライバル同士が似たような形で消えていったのは感慨深いものがある。プレミオ

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