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「名前はギリ覚えてるけど、顔が思い出せない」クルマ好きでも忘れがちな「存在感が薄〜いセダン」4選

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TEXT: 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)  PHOTO: 島崎 七生人

スズキ・カルタス・クレセント

 さてレアなセダンということで、他意はまったくないが取り上げようと思ったのがスズキ・カルタス・クレセントだ。クレセントはカルタスの上位モデルとして1995年1月に誕生したモデルで、独立したデザインのフロントグリルを持ち、ドアガラスをクロームのモールで囲むなどした外観はプチ高級車風でもあった。あとからこのワゴン版(価格は123万円だった)も登場しているスズキ・カルタス・クレセント セダンはVDA法で381Lの容量の独立したトランクを持ち、2480mmのハッチバックよりも100mm長いホイールベースで、コンパクトながらユーティリティに優れたセダンだった。

スズキ・キザシ

 スズキにはもう1台、キザシがある。登場は2009年10月と新しいが、すでにフェードアウト済みだから、レアなセダンといえる。クラス的にはCセグメント級だが、堂々としたプロポーションのセダンで2.4Lエンジンを搭載、欧州や北米で仕上げたという走りもなかなかスポーティな味があった。スズキ・キザシ この原稿を書きながら当時のカタログを見直すと、ボディカラーはシルバー、ホワイト、黒の3色とシンプルな設定。街中でしばしば見かける無印の警察車両がシルバーばかりなのは、3分の1という高確率のせいなのか、納入時にシルバーが指定なのか? 文脈から外れるが、レアだが今でも見かけるから、その際は注意したほうがいい

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  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 島崎 七生人(SHIMAZAKI Naoto)
  • 1958年生まれ。大学卒業後、編集制作会社を経てフリーランスに。クルマをメインに、写真、(カー)オーディオなど、趣味と仕事の境目のないスタンスをとりながら今日に。デザイン領域も関心の対象。それと3代目になる柴犬の飼育もライフワーク。AMWでは、幼少の頃から集めて、捨てられずにとっておいたカタログ(=古い家のときに蔵の床が抜けた)をご紹介する「カタログは語る」などを担当。日本ジャーナリスト協会会員、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
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